今回は「結果報告」
お疲れ様です。
中距離2年の山崎です。
本日出場いたしました、第3回国士舘大学競技会男子800mの結果を報告させていただきます。
まず初めに、はじめてで不安だったにも関わらず20人そして3万円を超えるエントリーをしてくれた遼平、不安定な天候の中朝早くから遅くまでサポートをしていただいたRさんとK、大会運営をしてくださった国士舘大学陸上部の皆さん、当日の応援は裏切られたものの日々練習を見てくださっているMさん、そして前日がレースだったにも関わらずペーサーをしていただいたNさん、また、渡すのが遅れたという理由で参加費を500円余分に払っていただいたM先輩に感謝申し上げます。
こうして書き出してみると、様々な存在のおかげで私の陸上生活が成り立っているのだと、毎度ながら痛感いたします。
それでは結果報告に移らせていただきます。
わ か 咲 梅 吐
ろ ら き 雨 瀉
り だ 乱 紫 物
ん 重 る 陽 や
ぬ す る 花
べ ぎ ぞ
し
昨年のレースでは行っていたものの、誰にも需要がないという理由で省いていた結果報告和歌でしたが、細くとも存在した熱烈なファンからオファーがあったため、久々に詠ませていただきました。
決してふざけているわけではなく、至極真っ当かつ真剣に書いている(通称SMS)ため、怒らないでください一輝さん。一輝さんの「礼儀を尊重しながらも個性豊かなミドルのメーリスは大切にしたい」という言葉に準拠したまででございます。それでは結果報告に移らせていただきます(2回目)。
山崎遼平 1’57″04
☆組3着
lap(手動)
27″23
28″15/55″38
30″43/85″81
30″87/1’56″68
今回の反省点ですが、主に1つに絞って検討したいと思います。絞りすぎというツッコミは隅に置き、その1つについて詳しく考える機会にいたします。皆さんの気になっている「その1つ」ですが「コンディション不良」という言葉が当てはまります。
この言葉を耳にするまたは目にする機会とは、往々にして棄権の連絡でしょう。たいへん便利な言葉であり、怪我をしているときやピーキングもとい調整ができていないとき、果ては体調が優れないときにさえ使われる場合もあるかもしれません。「コンディション不良のため、棄権いたします。」という字面には、誰しも見覚えがある、そんな言葉だと考えられます。
さらに、この言葉は今回の私のレースの反省にも使われるのです。ああ、なんと便利かつusefulで役に立つ混血語だろう。そんなやかましい感嘆も他所に、本レースの反省としてのコンディション不良を考えます。
今回、私のコンディション不良には主に3つの意味が含まれています。
①怪我による練習・調整不足
②前日の体調不良
③過度な緊張
ひとつずつ考えてみましょう。
①怪我による練習・調整不足
今年に入ってから計3回、合計2ケ月の怪我期間を与えてくれているアキレス腱炎君ですが、その3回目が5/28のポイント練習後でした。そこから走れない期間や短いジョグで済ませる期間を経て、スパイクでのポイント練習を行ったのは6/11日、つまりレースから4日前でした。
なんとまあ、誰から見ても明白な練習・調整不足でございます。疲労が抜けていた分、再開した練習では身体の軽い感覚すらありましたが、やはり800mのレースになるとなかなかごまかしの効かないものでして、見事400mを過ぎたころにはふくらはぎに乳酸のダムが建設されていました。ダム建設に反対する住民もいましたが、そんな反対を押しのけ突貫工事は進みました。
5/18の自己ベストを出したレースではなかった重みがありましたが、それもそのはず、400mを超える距離でスピードを出したのは3週間前の5/24が最後だったのです。そりゃきついよね。だよね。
②前日の体調不良
何を隠そう。前日の4/14に体調を崩していた私です。軽い頭痛ではあったものの、動きは大幅に制限され、いつも通りの前日の過ごし方はできませんでした。気圧性の頭痛なのであまり対策の仕様もありませんが、それでも最大限やれることをしていたかと問われれば、下を向いて、活動が活発になってきたダンゴムシを眺めることしかできません。
体調管理が問われる季節の変わり目、やれることはしっかりやろうと思いをはせた週末となりました。めでたしめでたし。
③過度な緊張
普段そこまで陸上競技で緊張しない私ですが、この日は行きの電車からひどく緊張しており、その緊張はレース直前まで収まらず、レース開始後の動きの硬さに影響したと感じております。
適度な緊張感は必要だと思います。ただ、本番でパフォーマンスが下がるほどのものは遠慮したいです。そんなこんなで、動画を見た方はご承知の通り、前半の動きの悪さは緊張が一端を担っていました。身体が硬いくせにふわふわしたような感覚もあり、総じていつも通りでなかったような気がします。
標準切りに対する想いが強くなってくるのと比例するように、1レースの重みも増しているように感じます。もはや指数関数的に増えている気すらします。もちろん1レースに対する重みは感じるべきですが、重荷を背負ってレースに挑む愚か者はいません。
つまるところ、気負いすぎずいこうといった塩梅です。
具体的なレース内容
ここまで、具体的なレース内容に触れずにきた私ですが、そろそろ触れてみようと思います。とは言ったものの、レースでの問題点はひとつ「上記のコンディション不良によって身体が思うように動かず、ハイスピードにへばってしまった」ということだけです。
結局はコンディション不良に帰結してしまうわけですが、それでももう少し工夫の仕様があったのではないかと検討してみます。というのも、前述のラップにもある通り、400mの通過は55.38と少々オーバーペース気味でした。もちろん引っ張っていただいたNさんに非はなく、私がずれるときは速い方にずれてほしいと伝えていたため何も間違ったことはしていません。
しかしながら、250m地点付近で既にペースについていけない感覚はあったため、切り替えて無理にペーサーについていかないという選択肢もありました。とはいえ、その戦略で新人標準を切れたかと聞かれれば首を縦に振ることは難しく、強いて言えばラスト切り替えて自己ベストを狙うくらいのイメージではないかとも考えています。
これも動画を見た人にしか通じませんが、それを体現しているのが1分56秒46でフィニッシュした錦城高校の選手です。彼は私の後ろ集団で落ち着いたペースを刻み、しっかりとラストで切り替え、華麗に私を抜き去ってくれました。
とにかく褒めよう委員会、設立…!
しかしまあ、全ては結果論とも結論付けてしまえるのが難しいところでもあります。ペーサーについていってなければ、その時点で大崩れしていた可能性も十分というか十二分あるわけです。大切なのは、今回のようなレースも経験しながら選択肢を増やすことかもしれません。そもそも選択肢のない人間に臨機応変な対応は酷です。全てを経験論的に片づけることも軽薄ですが、総じて良い経験だったように思います。
反省点ばかり書いてきましたが、よくよく考えてみると最低なコンディションの割には案外悪いタイムでもないようです。一か月前であれば自己ベストであり、前回レースよりラスト200mのタイムは上がっています。アップ前に急に晴れて気温が上がったり、そうかと思えばレース前に雨が降ってきたりと、天候的なコンディションも満足とはいきませんでしたが、当日最低限やるべきことはやれたのかなと。
私は自分がかわいくて仕方がないので、相も変わらず最後は褒めないと気が済みません。そんな褒め体質を加味しても、反省点と同時によく頑張ったと信じましょう。ただまあ、残念ながら私の欲しいものは健闘賞ではなく関東新人の入賞です。「よく頑張った」で満足する陸上人生にはくそくらえです。どこまで行っても、足が遅くとも上を見続けます。
次は来週末の日体大競技会もしくは7月6日の明立戦です。今週の調子を見ながら出場するレースを精査しようと思います。数が必要な時もありますが、数打つだけで当たるほど簡単な世界ではないため、よく考えます。
毎度ながら長々とすみません。最後までお付き合いしていただきありがとうございました。もう少し書きたいことがあった気がするというか、書こうと思えばいくらでも書けてしまうのですが、蛇足になりそうなのでここらで区切りをつけます。
以上です。失礼いたします。嘘です。
一番の反省というか問題点を忘れていました。前回のレースに引き続き、練習の癖でフィニッシュ時にトルソーではなく時計を止める仕草をしていました。ほんま何やってんねん。次は時計外します必ず。久保凛も外してたし。
以上です。失礼いたします。
2025/6/15 4181字
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