【簿記2級取得】資格勉強という罠。

経験談

本日は『資格勉強の話』

先日、日商簿記2級を取得した。

最近ブログの投稿をサボっていた理由というか言い訳のひとつがこれであり、つまりサボる言い訳がなくなったということでもある。

というわけで。せっかくなので、この2ヶ月間にわたる『資格試験』について書いてみようと思う。

誰かの何かの参考になれば嬉しいし、ならなくても楽しんで読んでくれればそれでよい。

 

ことのはじまり

ことの始まりは一昨年の秋ごろ。今は失いし元カノとの電話がきっかけである。文脈は覚えていないが、双方簿記に興味があるという話になり。

俺「そしたらどっちが先に合格するか勝負しようよ!」

元カノ「私、人と競うの苦手だからやらない」

という数秒のやりとりで御蔵入りした思い出だ。

そこから幾年月を経て、今年の1月下旬。動機は後に説明するが、なんとなく思い出した簿記への挑戦を考え始めた。

 

動機

簿記取得を考え始めた動機だが、「なんとなく」というのが正直なところ。これが後のタイトル回収にもなる。

とはいえ、絞り出せばないこともない。ので以下に記しておく。

①シンプルな興味と春休みの暇つぶし

②勉強の仕方を忘れないため

③将来のため

それぞれ見ていこう。

 

①シンプルな興味と春休みの暇つぶし

シンプルな興味の説明は省くとして。

つまるところ「なんとなく」ではあるのだが、長すぎる春休み中の暇をつぶせるものを探していた。それも、親に胸を張れるものだ。

長期休みになるべくバイトをしたくない俺は、親からの「この子、全然働いてないなあ…」という視線をかいくぐる術を模索しており、胸を張って「〇〇で忙しいんだよねえ…」と言う計画を立てていた。

そんなときに思いついたのが資格勉強であり、こと日商簿記であった。

結果的にこれはうまくいったが、犠牲として普通にお金がなくなってきたので急ぎシフトを入れようと思う。

どかどか稼ぐぞ!

 

②勉強の仕方を忘れないため

高校時代は指定校推薦獲得のため躍起になって勉学に励んでいたが、大学に入学してからというもの、その面影を見ることはなくなってしまった。

というわけで。その面影を見るべく、そして「勉強の仕方を忘れない」あるいは「思い出す」ためという理由があった。

高校時代の勉強内容は忘れて良いと思っているが、当時培った勉強もとい努力の仕方は、生涯にわたって財産になると思っている。

つまり、大学時代にそれらを忘れないための定期的な努力が必要なのだ。今回の資格勉強は、取得そのもの以上に、勉強自体に意味があったと言っても過言ではない。

大切なものは、往々にしてほしいものより先に来るらしい。

『HUNTER X HUNTER32 (ジャンプコミックス) 』冨樫 義博 (著) ジン=フリークスより

 

③将来のため

「将来のため」なんて書くと大げさで、少なくとも③にするような内容ではないように感じる。

ただ、「将来」という言葉は非常に広く、そしてまだ浅い。そのため、もっとも優先度の低い③としている。

この広く浅い「将来」の解像度を少し上げると、以下の2点になる。

(1)産業カウンセラーを目指して就活する上での利点

カウンセラーを目指しているという話は今回省くが、最近、企業内で働く産業カウンセラーの職業に興味が出てきた。

もともとはスクールカウンセラーよりの興味だったものが、変化したのである。つまり、教育機関ではなく企業に雇われるのだが、簿記を取得していることが好印象になると考えた。

実際に印象が良くなるかどうかは分からないが、ここは俺の直観と相棒のGeminiを信じることにする。

(2)カウンセラーを諦めた(辞めた)ときの武器になる

カウンセラーを目指している話は(以下略)、そのカウンセラーという職業を諦めたとき、あるいは就業してから辞めたときの武器になると考えた。

正直、カウンセラーになる道筋はそこそこ長くてめんどくさい、その上仕事のストレスが高い可能性があり、それでいて収入は高くない。

もしかすると途中で諦めたり、仕事に就いてから辞めてしまうことがあるかもしれない。

もちろん、諦めたり辞めたりすることを前提にするほど馬鹿らしいことはないが、容易に想像できることの対策を怠るのも怠惰である。

一般的に文系として簿記を取得していることは、就活において多少なりとも武器になり、ある種セーフティーネットのような役割になってくれる可能性が高い。

そんな話だ。

 

大後悔時代

ここまで、春休みを使って簿記という資格を取得したことに大満足の大自慢しているように見えていることだろう。

後者に関しては否定できないが、大満足かと聞かれればそんなことはない。

簿記の勉強や取得したこと自体には後悔していないものの、時期を間違えた。つまり、春休みにやるべきではなかったのだ。

冷静に考えて、人生で4回しかない大学生の春休みのうち、一回を資格勉強に費やしてしまった。この事実に気づいたとき、本当に絶望した。

俺が長期休みにバイトをしたくない理由は、休みと活動にメリハリをつけたいからだというのに、その休みに勉強という非常に重い活動を介入させたのだ。

もう大学2年の春休みは戻ってこない。これが絶望せずにいられるだろうか、いやいられない。

もし1月に戻れるとしたら、大学が始まってから勉強を開始し、6月ごろに取得していただろう。4月に取得するのと6月に取得するのでは、メリットに変わりなくデメリットだけがなくなるのだ。

「勉強できる時間が減るのでは?」という指摘が飛んできそうだが、むしろ授業が始まったほうが学校にいる時間が長くなり、勉強時間は確保できると考えられる。

家では勉強しない主義の俺なのだ。

ミスったー。

 

資格勉強という罠。

また、この2か月間を通して資格勉強には罠があると感じた。

というのも。コストとリターンが見合っていない可能性があるのだ。もちろん、明確な目的や取得する理由があれば良いのだが、今回の俺のようにふわっとした動機で勉強を始めてしまうと悲惨な結果が訪れる可能性があるのだ。

大学生というモラトリアム期間に危機を持った人がなんとなく始めてしまう資格勉強だが、大して必要のない資格に貴重な大学生の時間を使ってしまっていないだろうか。

資格勉強をしているとき、たしかに自分の努力を感じられて気持ち良いかもしれない。実際俺も気持ちよかった。

「大学生なのに勉強してる俺、えらいな」←これ

ただ、はたしてこんなものにどれだけの意味があるのかと聞かれると耳が痛い。努力していること自体は素晴らしいことだが、その努力にかまけて本当に必要なことが疎かになっている可能性を無視してはいけない。

今するべきことは本当にその資格の勉強をすることなのか、以前の自分に聞いてみたい限りだ。

なんとなく努力している自分に満足してしまうという危険をはらんでいるという点で、やはり資格勉強は罠なのだ。

 

受験スケジュールと費用

タイトル回収を済ませて余裕ができたところで、今回簿記2級を取得するまでのスケジュールと費用を振り返ってみよう。

2024年10月…簿記競走を元カノに断られる。

2026/1月下旬…簿記取得を考え出す。

2月12日…受験申し込み&簿記3級の勉強を始める。

2月26日…簿記3級取得86/100点(70点で合格)&2級申し込み。

3月3日…簿記2級の勉強を始める。

3月4~31日…4月から頑張ればいいやと、そこそこの勉強量。

3月7日…WBCを観させるため、祖父母の家にネットを開通させる。同時にネットフリックスにも加入する。(悪夢の始まり)

4月1日…さすがにやらないとまずいので気合を入れる。

4月2日…ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンの全13話を一気見。

4月3日…ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン スペシャル、外伝、劇場版の3作品を一気見。

4月4日…2週間を切ったので本腰を入れる。

4月6日…ネットフリックスの解約を忘れて2500円の支払いが確定する。

4月9~12日…息抜きで見始めた「地面師たち」にドはまりしてハリソン山崎を名乗りだす。

4月13~16日…テキスト代と受験料を思い出し、血眼になって勉強。

4月17日…簿記2級を取得する。80/100点(70点で合格)

一昨年を除けばおよそ二ケ月という期間だったが、なんだかんだ疲れた。ただ、部活後、すぐに帰りたい気持ちを抑えて勉強する時間は、高校時代を思い出して懐かしい気持ちにさえなったので◎。

なお、以下は今回簿記取得にかかった費用である。

総費用 16,272円

テキスト代…5,280円

受験料…9,900円(三級3,850円+二級6,050円)

受験会場までの交通費…1,092円

テキストはなんとか同額で売りさばくとして、一万円と少しといったかんじ。

決して安くはないが、これで一生簿記二級の称号を得られるのなら割に合わないということはないのかもしれない。

 

ポイント

ポイントは、さっさと受験日を決めて受験料を振り込むこと。それもなるべく勉強期間は短く設定することが大切だ。

というのも。人は、与えられた時間を目一杯使って仕事をしてしまう心理法則を有しているからだ。

もちろん、だからと言って「2日後!!」と無茶をしては元も子も孫もないが、余裕を持った期間を設定してしまうと、それだけダラダラしてしまうのだ。

今回、三級は2週間、二級は1か月半という準備期間を設けたが、おそらく理想は1週間と一か月だっただろう。

スケジュールを見てみると意外と余裕のある生活をしている。もう少し切り詰めることができたのは言うまでもない。準備期間が短くて落ちることは避けたいが、人間締め切りが近ければ頑張るものだ。

次このような機会があれあれば、もう少し攻めた期間設定をしてみよう。

 

次の資格をとるなら

1.2行前に「次」なんて書いたが、実際考えていないわけではない。

現在、次に取ろうとしているのは『Financial Planner(通称FP)』である。簿記に並ぶ金融系資格であり、会社のお金を扱う簿記に対して、FPは個人のお金に焦点を当てている。

正直、一般的な就活をしない予定の俺的には、こちらの資格のほうが実用的だと考えられる。

というのも。簿記は就活でのアピールや実務に関わるものだが、俺はそのどちらもそこまで関係ない。

つまり、個人の財産周りに関する知識を得ることのできるFPのほうが実際に役立つものと考えられるのだ。

参考までに

なお、大学院で研究するにあたって『統計検定2級』という資格も視野に入れている。これはいわゆる高校数学のデータ分析を難しくしたものだ。

量的な統計学を質的に表したものが心理学であり、統計検定は研究を行う上で取得して損のないものだと考えている。

ただ、前述の通り資格の取得自体というよりは、むしろ取得のために勉強すること自体に意味があることは念頭に入れておく。

 

まとめ

高校2年生で取得した英検2級以来の資格勉強及び試験だったが、大変ながらも楽しかったというのが感想だ。

おそらく、俺は努力が数字という評価で返ってくる行為が好きなのだろう。陸上がその最たるものだ。

特にその努力が苦しければ苦しいほど、達成あるいは解放されたときの脳汁がたまらない。

高校時代の定期テストでも、最後の科目が終わった瞬間のチャイムが脳汁の号砲になっていたのを覚えている。

先ほどFPの話なんかもしたが、一旦ここからは陸上もとい800mに集中する。

ここに来ての怪我で、まったく落ち込んでいないと言えば嘘になるが、まだまだ諦めるわけにはいかないし、端からその選択肢はない。

待っていやがれ関東インカレ。

 

2026/4/18 5619字

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