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本日は「2025年夏合宿の話④」
このシリーズも④、つまり4日目まで来てしまったが、実はこの4日目は抜き(休息)の日である。
完全なオフではなく、朝と午前は練習があるものの、それでも午後はフリーとなっている。基本的にこの時間は休息の時間とし、5日目と最終日に向けて心身を整える。
かくいう俺もしっかり休んだので、とりわけ書くこともない。わけでもない。ので書く。
おそらく分量は1~3日目と比べて多くはないが、ブログも4日目は抜きの日とすることで一息つこうと思う次第である。
それでは本編いってみよ~
4日目(朝)
この日もこの日とて、Breakthrough Morning Project 略してBTPは行われたのだが、これは毎度おなじみの距離やペースである。

画像右上を見てもわかる通り、相も変わらず非常に過ごしやすい気候で走ることができている。最近では、ようやく東京でもこの種の涼しさになってきた。
身体も動かしやすくなり、夏の成果もぼちぼち出てくるのではないだろうか。
無力な俺は、そう信じて走り続けるしかないわけで、信じても信じなくても走り続けるしかないわけで、それならば信じたほうが救いがあるというわけらしい。
いや、もしかしたら信じないほうがかえって楽なのかもしれないが、それでは将来の俺にとって救いがないので信じることにする。
とまあ例のごとく脱線したが、朝練の後はシャワーを浴びて朝食となった。みんな大好き席順は以下の通りである。

ひとつ謝らなければいけないことがある。
というのも。この席順は3日目のものであり、本来の4日目の席順は3日目の記事で紹介した以下のものだった。

書き直せよという指摘はごもっともであり、俺が読者側だったらクレーム待ったなしの案件ではあるのだが。
如何せん手間である。
なのでご容赦いただきたい。なお。ご迷惑とご心配をおかけしたことを陳謝し、再発防止に努めるという決まり文句にて、この場をやり切ろうと思う。
4日目(午前練習)
好きな人///と朝食を済ませた後、小休憩を挟んで午前練習へと移った。
抜きの日とは言ったものの、同様に前述の午前練習はついてくる。この日の午前練習は「峰の原高原」に移動した。
知らない人からすると、「なんじゃそりゃ」と説明を求めたくなるだろうが。簡単に説明すれば、坂だらけのでかい公園と表現できる。
所謂クロスカントリー走を行ったり、タータンを使った300mの坂ダッシュなどが可能である。なんと恐ろしい場所だろうか。
良い練習場所に感じると同時に、陸上の練習に使えると考えた人を恨まずにはいられない代物である。
ただ、この日はそこまで追い込むような練習ではなかったため、地獄というか天国というか、とりあえず三途の川を拝むことにはならなかった。
何をしたかと聞かれれば、クロカンコース(一周2キロ)を2周と、150mの坂ダッシュを4本ほど行った。





「なーんだ。たいして走ってないじゃんw」と嘲りたい気持ちは重々承知だ。だが黙れ。
この日は抜きの日にもかかわらず、朝練と合わせて既に10㎞程度走っているのだ。
許せ…また今度だ

とはいえ、実際この日だけで見ればそこまで走っていないわけだ。しかしながら、やはり1~3日目の疲労は着実に溜まっているようで、身体は若干の重さを感じさせた。
練習後は峰の原高原のフォトスポットで記念撮影を済ませ、宿舎に戻った。
4日目(昼)
宿舎に戻り次第シャワーを浴び、昼食の時間に備えた。
ところで。
「そろそろシャワーのくだりを省いても良いのでは?」と思ってきたが、指摘厨の読者から「シャワーも浴びずにご飯を食べるのは汚いと思いますw」という指摘が来そうで怖い。
絶賛思春期真っ盛りの俺としては、この勘違いだけは何としても避けたいため、今後もシャワーのくだりは欠かさず書くことにしよう。
という虫けらのような話題は忘れて、この時起こったイベントについて記述しよう。
というのも、シャワーを浴びて髪を乾かした後、広間に集合がかかった。

昼食を目前とし、腹をすかせて血眼になっている我々だったが、向かった先の広間ではその赤く染まった眼をまん丸にして立ち尽くす羽目になった。というのはいささか誇張だが、嬉しいイベントが待ち受けていた。
そこには、すでに引退した4年生の女子800mの先輩2人が差し入れをもって佇んでいたのだった。その姿は見る者を魅了し、邪悪に染まった我々ミドルの若輩な精神を浄化するかのごとく存在していた。というのはいささか(以下略)
ありがたいことに、一本満足バーやプロテインバーを大量に用意してくださり、飢えた我々の身体の捕食となった。
ただ、それ以上に“わざわざ合宿地まで来てくれた”という事実が、我々の幸福度を高めたように思う。幸福実現党もびっくりの幸福実現度合である。
1~3年生に女子がいないという、既に衰退の一途をたどっている中距離にとって、合宿における最高の瞬間だった(当社調べ)
ありがとうございました。
そんなイベントの後、興奮冷めやらぬ中昼食をとったが、皆さんお楽しみの席順は自由だった。
4日目(午後)
昼食を終えた我々は、晴れて自由の身のとなった。
冒頭でも書いた通り、合宿唯一のフリーの時間となったのだ。ソフトドックなる食べ物を買いに出かける人々もいたが、もちろん俺は部屋にこもった。

俺だって食べたくなかったと言えば嘘になる。しかしながら、それ以上部屋から出たくなかったのだ。
出不精ここに極まれり。
プライベートでも、休みの日は家から一歩もでないのが常である。そんな俺が手に入れた稀な半休、どうして部屋から出るだろうか、いや、でない(反語)
そんなこんなで、部屋ではずっっとU-NEXTで半沢直樹を観ていた。合宿の数日前からハマっていた俺だった。
なお、合宿2日目からWiFiルーターが撤去されていたため、俺はこの半日で8ギガを失うことになった。というのはまた別の話。
別の話スタート
いやはや。まったくもって遺憾な話ではあるのだが、1日目には問題なく使えたWiFi接続は2日目以降使えなくなってしまった。
目撃者A氏によると、どうやら1日目にはたしかに存在していたWiFiルーター自体がなくなっていたらしい。
その真偽は定かではないが、WiFiが使えなくなっていることは確たる事実であった。
もし、宿の予約時に無料WiFi完備と謳っていたならば、これは由々しき事態である。世は令和、我々Z世代はWiFiが無ければ山崎国憲法第25条「健康で文化的な最高限度の生活」に反してしまう。
ただこのとき、俺は抗うすべを持っておらず、U-NEXTを観ないかギガを大量消費するかという二択を迫られた。
二者択一、高校時代の恩師の一人が心底憎んでいた言葉のひとつである。また他にも「私立文系指定校」という呪文も憎んでいた。ちなみに、俺は私立文系指定校である。
少し話がずれてしまったが、俺にU-NEXTを観ないという選択肢は見えておらず、見事ギガを大量消費する羽目になった。
チッッックショォォォォォォ
4日目(夜)
半沢直樹のシーズン2を見終わる頃には、夕食の時間が迫っていた。
午後の活動量はたかが知れているものの、それでもお腹は減っていた。なお、皆さんお待ちかねの席順は以下の通りである。

なかなか悪くないお題ではあるのだが。ひとつ苦言を呈するとすれば、もう少し話題を広げやすいものであれば100点満点だった。なんて上から目線で発言するほど俺にセンスはないという話は隅に置いておく。
このお題では、画数の多い人たちが画数の少ない人たちのことを「あいつらテストのとき数秒有利だよな」となじるほか手がない。
そんなことを言うのは、指定校推薦で大学の名前を手に入れた成績厨にしか需要がない。そして、そんな奴は合宿時、俺含め一人くらいしかいないのだ。
そんなこんなで夕食を終え、毎度のごとくというか毎夜のごとくのミーティングの時間がやってきた。
例のごとくミーティングの内容は覚えていないが、おそらく翌日の練習メニューや行程を確認、すり合わせたのだと思われる。
覚えていないことを咎めたい気持ちもわかるが、許してほしい。何しろ20日前のことなのだ。逆に、忘れないようにここまで記録として残していることに感謝してほしい気持ちすらある。
まあ。別に誰に頼まれてやっていることでもないので、この願望はお門違いもいいところだが…
4日目もおしまい
結局4日目の文字数も多くなってしまった。
合宿では抜きの日になったが、どうやらこの記事ではそう上手くいかなかったようだ。それもそのはず、練習があると他のことにあまり目が向かないが、何もないといろんなことに視線が移る。
その結果、書くことも自然と増えてしまうのだ。
ということで。午前、午後ともにポイント練習という絶望の5日目に関しては、意外と短く書き終えることができると考えても良いだろう。
ただ、この手の予想が当たったことのないという悲しい事実を無視すればの話だが。
真偽はいかに。お楽しみに。
2025/9/21 4508字
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