7日で3万。交通費に殺される。(交通費の話)

失敗談

今回は「交通費の話」

前回の投稿から20日が経ってしまった。

さらに、陸上の結果報告を除けば一か月近く間をあけてしまっているわけだが、こんなことになってしまった理由は、とくにない☆

たしかにテスト期間やら合宿やらはあったが、そもそも筆記テストが二つしかないなめた授業を組んでいる俺としては、そこまで関係ないのだ。

つまるところ、例のごとくの怠惰が原因なわけである。

そんな怠惰な話

という話はさておき、今回は交通費について書いてみようと思う。

それではさっそく。

 

なぜ交通費?

おそらく、多くの読者が「なんで交通費の話?」「もっと面白そうな話を書け!」「ガソリン税を安くしろ!」と怒りを振りまいていることだろう。

そんな読者のために分かりやすい説明をしようと思ったまでは良かったのだが、如何せん分かりやすい説明が思いつかないので、諦めて普通に説明する。

ただ理由を説明するだけに、いったいどれだけ遠回りをするのかと指摘されれば謝罪するが、おそらく指摘されることはないため謝罪しない。

そんなこんなで、最近交通費に山崎連合王国の財政を圧迫されており、そのことを慰めてもらうため、この記事を書くに至った。

なぐさめてくれ~い。

 

最近の移動

さきほど”最近交通費に山崎連合王国の財政を圧迫されているおり”と書いたわけだが、その移動というのはたかだか一週間程度の短い期間のうちに行われている。

その一週間とは7/21~7/28である。

この期間、俺は高校の合宿で新潟に、そして後輩のインターハイの応援で広島に行っていた。普段、友達も少なく遊ぶこともめったにしない俺は、基本的に大学と家の往復しかしていない。

そのくせ、活動するときは一週間のうちに狂ったように移動するので疲れて仕方がないという話は置いておいて、この期間の交通費について言及しようと思う。

ようやく本編に歩を進めるっちゅうワケやな。

 

その額なんと…

前述の7/21~7/28の期間における総交通費は、なんと「33,564円

みんな聞いてくれ。一週間だ。一週間だぞ。

冷静に考えても、熱狂的に考えてもおかしい額になってしまった。ちなみに、俺の7月のバイト代(塾講師)は18,283円である。

お前は働け

ふざけやがって…

どうしてこんなことになってしまったのかと聞かれれば「移動したから」としか答えられないのが現状だが、この移動に関して書きたいことが無いわけでもない。

それらを書くことによって、この一週間における史上最高額の交通費を供養しようと思う。

というか、ブログのネタにでもしないと俺が許せないというのが正直なところである。

 

内訳

そんな書きたいことを書く前に、まずは3万円にものぼった交通費の内訳を簡単に記す。大雑把なところは大雑把だが(小泉構文)、許してほしい。

新潟から東京までの移動 9391円(新幹線8190円+在来線481円)

東京から広島 7530円(在来線230円+夜行バス7300円)

広島での移動 7580円(在来線3760円+タクシー3820円)

広島から東京 8383円(在来線1183円+夜行バス7200円)

その他 700

なかなか非情で無情な金額が連なっているが、何度でも言う通り一週間の出来事である。

それでは、それぞれについて考えていこう。

 

新潟から東京までの移動(9391円)

これは後輩たちの合宿に参加した帰りの話である。

主に北陸新幹線の乗車券と特急券にかかった費用だが、新幹線が意外と高いという事実を再確認する良い機会となった。

ちなみに「東京から新潟までの移動」が無い理由は単純明快。高校生たちが使う観光バスに乗せてもらったからだ。これは非常にありがたかった。

とはいえ、3泊4日の合宿の2日目の夜に帰宅した俺は、帰りの移動はもちろん実費であり、これが意外と響いた。

もちろん仕方のない出費ではあるのだが、冷静に考えて移動だけの4時間弱に1万円近くかかっているという事実に涙を禁じ得ないということだけ伝わっていると嬉しい。

ただ、この日の新幹線は一緒に乗った先輩とたくさんお話することができ、仲良くなる機会にもなったので、ぎり許している。

という建前の元、絶対に許していない。

 

東京から広島(7530円)

「までの移動」は長いので省略することにした。

「東京から広島までの移動」に変えてほしいという方は、一度弁護士を通してから連絡してほしい。

余談はさておき、ここではかわいい後輩を応援するために広島に向かった際の交通費を記す。というのも。俺が高校三年生だった時に一年生だった後輩がインターハイへの出場を決めたのだ。

しかも、偶然にも当時俺が専門としていた5000m競歩という競技でだ。これは応援に行かないわけにはいかない。二年前にインターハイを目指して歩いていたことを思い出しながら、応援サポートに向かうことを決めたのだった。

行くことを決めたところまでは良かったが、問題はその移動方法だった。考えらえる方法は「飛行機」「新幹線」「夜行バス」だったが、飛行機は高すぎる、新幹線は高すぎるという理由で夜行バスに閣議決定された。

飛行機には、当日空いている席に格安で搭乗できる「JALカード スカイメイト」という制度があったのだが、当日が土曜日で空きがあるか不確定だったこと、そして値段が夜行バスと変わらないという理由から準決勝敗退となった。

東京から広島への夜行バスは12時間超と過酷だが、一度経験があったためそこまで恐れることなく予約することができた。

この夜行バス代が7300円、バスの出発する新宿までが230円で、合計7530円となった。正直、新潟から東京が9000円で東京から広島が7500円というのは信じたくないが、信じるしかないので信じる。

信じるものは救われる☆

 

広島での移動(7580円)

今回の戦犯はこちら。

広島県内での移動にかかった交通費である。

新潟から東京や東京から広島は、高額ではあるのだが、相応の距離や移動手段を使用しているため仕方がない。

さらにいえば、東京広島間に関しては、12時間超の夜行バスという苦行を強いることで最大限節約までしている。

ただし、広島の中でこの額はやり過ぎである。とはいえ、最低限必要な移動にお金を払っているのならば責めることはできない。

俺が憤慨している理由は、ひとえに「タクシー」に使った、いや、使ってしまった費用に起因している。

というのも。今回俺の宿泊した宿は、最寄り駅から徒歩50分の位置にあり、バスで移動するのが通例である。

しかしながら。1日目の夜、後輩の前日練習に付き添った後、ちょうど時間も夕食時だったため一緒にご飯を食べた。

念の為お好み焼きを食べた

てきとーな居酒屋に入店したまでは良かったが、少し混んでいたことや、後輩の話が面白かったことも相まってお好み焼きと同時に時間も食ってしまった。

非常にやかましい言葉遊びもほどほどに、このタイムロスが悲劇を生んでいることに気がついたのは、帰りの電車に乗っているときだった。

「あれ?バスなくね?」

そう。最寄りから宿泊先までのバスが終了しており、無事俺も終了したのだ。

1時間はちょっと盛ってますね

このストーリーを投稿したときまでは、なんとか50分間歩いて帰るつもりだったが、電車に乗っている間に「あ、歩きたくない泣」と、競歩の応援に来ているとは思えない、非常に情けない思考に支配された。

この情けないことこの上ない思考に甘んじた俺は、即座にタクシーアプリGOでタクシーを手配してしまった。

「まあ一回くらい…」

今思えば、この時の俺の考えは、まさしく薬物患者のそれであった。

というのも、次の日も同様のシチュエーションになり、前日の快適さに脳を蹂躙され、タクシーを使ってしまったのだ。

薬物やアルコールに依存する人間をどこか嫌悪していた俺も、種類は違えどそちら側の人間だった。

結論として、歩けば0円だったところ、なんと4000円近く使う羽目になってしまい、2度と軽い気持ちでタクシーに手を出さないことを誓った。

悔しいが、良い勉強代として身銭を切る。

 

広島から東京(8383円)

こちらは先ほどの「東京から広島」とさほど変わりはない。

広島の宿から自宅に着くまでにかかった在来線1183円と夜行バス7200円の合計だ。

こちらも新潟から東京への移動より額が小さく、改めて夜行バスの恐ろしいほどの安さを痛感する結果となった。

 

その他(700円)

その他ごときに文字数を割くほど文字数難民ではないのだが、まったく触れないというのも少しかわいそうなので、一応。

とは言ったものの、やはり特に書くことがないから「その他」なのである。

つまるところ、大きな移動に関係しない、東京都内での細かい移動の交通費だ。

これで満足かな、その他くん。

その他<ウン!アリガト!!

 

技術の発展が幸福を呼ぶとは限らない

突然何を言い出すんだ、と恐れおののいている読者諸君には申し訳ないが、見出しのとおりである。

これは、俺が常々思っていることではあるのだが、一見日常が便利になる技術の発展は、必ずしも幸福を呼ぶとは限らないのではないだろうか。

なんだか小難しそうにも聞こえるが、例えば今回のタクシーを例に取ってみよう。

 

タクシーという、サービス(技術)が開発されたことにより、たしかに便利になった生活がある。

ただし、これは裏を返すとタクシーを使えないことが不便に感じる原因にもなるのだ。

俺は1日目にタクシーの便利さを知ってしまったことで、2日目にタクシーを使わないことに不便を感じ、結局タクシーを手配してしまった。

もし、この世にタクシーというサービス(技術)が存在していなければ、俺は当たり前のように歩き、2日目もタクシーを使わない不便を感じることなく歩いていただろう。

その場合、おそらく今現在、俺の手元には4000円余分に入った財布があるのだ。

 

技術やサービスの発展は、必ず日常を便利にするのだが、それはあくまで便利にとどまり、必ずしも幸福との相関係数が1.0になるわけではない。

とかなんとか、それっぽいことを書いてはみたけれど、実際俺はタクシーのおかげで疲労困憊の深夜に歩かずに済んだ。

技術の発展と幸福の相関係数は1.0にはならずとも0.9にはなっているのかもしれない。

そもそもこの世に絶対など存在できないとされる以上、なるべく多くの場合に幸福になれる技術を発展させることに異論はない。

とはいえ、先ほどの論を曲げるつもりもないので、「何いってんだこいつは」という目で見守ってほしい。

 

まとめ

最後によく分からない論を展開してしまったが、今回は「交通費ってバカになんなくね?」という話だった。

言ってしまえば、自分の身体を移動させているだけなのだが、俺はこの1週間で3万円以上使う羽目になってしまった。

ほとんどが必要な出費だった中、タクシーという移動型快楽金食い虫も存在しており、いささか無視できないので記事にしたというわけ。

去年からの貯金も着実に減ってきている。貯めるのに1年かかったというのに、使うときは一瞬というのが恐ろしい。

そして、何より一番問題なのは「夏休みは休みなのだから休みたい」とかふざけたことをぬかして、8月のシフトを0で提出したことである。

さすがにまずいかなあ。

 

p.s

帰りに食べたラーメンの写真でも載せておく。

昇龍軒 エキシティ店の「ラーメン」

うまかった。

 

2025/7/29 5767字

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