↓動画はこちら↓
ってやりたかったのですが、今回は動画の容量のサイズが大きく、ここに張り付けることができなかったため、ほしい方はLINEで連絡ください。インスタのDMだと90秒以上の動画は遅れないので…
これを機会にLINEを交換してくれる人がいれば、DMでもなんでもお待ちしてますー
部活のメールに送っているものをコピペしているので、いつもと口調は違いますが。
それでは本編へ。
お疲れ様です。
中距離パート1年の山崎です。
この度出場させていただきました、第147回日本体育大学陸上競技会男子800mの結果を報告いたします。
はじめに、今回エントリーをしていただいた先輩、ラップを取っていただいた日体大のマネージャーさん、動画を撮っていただいた駿河台のマネージャーさん。そして、応援していただいた全ての方々に感謝申し上げます。自己ベストには及びませんでしたが、皆さんのおかけで、気づきのあるレースとすることができました。
結果 1:57.67(自己ベスト1:57.23)
ラップ
200m 28.66
600m 87.27(200〜600→58.61)
800m 1:57.67(600〜800→30.4)
未 日 俺 靴 気
来 和 が よ 候
な り 悪 し よ
き て (あ) 脚 し
な 先 し よ
り に し
本日のレースを一言で表すならば「未熟」。お恥ずかしいレースとなった経緯を、以下に記します。
今回の最も大きい問題点は、その位置取りでした。同組に、自己ベスト54台そして51台の選手がいたため、前には出ず、2番手でついていく予定で走り出しました。
苦手なインレーンだったので、懸念を拭えぬままスタートしましたが、案の定外から詰められ、1番後ろの5番手としてレースは進みました。
200mは27″通過を目標にしていましたが、なんとびっくり28″66。一番びっくりなのは、自分の頭のお花畑具合。というのも、記録を狙い、目標とする通過タイムがあるにも関わらず、完全にライバルにレースを委ねるお気楽さ。つまり、完全に生殺与奪の権を他人に委ねているということ。そして何より、200までの位置取りにおける、詰められた際の判断の遅さ。判断がおそい!
さしずめ鬼滅の刃1話の炭治郎そのもの。立教大学の炭治郎とは俺のことでした…///
そのままコーナーを抜け、前に出るか否か。迷いながらの200〜400m。脚に余裕はありましたが、勇気は無く、泣く泣く後ろで現状維持。400通過は58″前後。何をしているのでしょうか。本当に。
400通過を58″と仮定すると、400〜600は29″27。さすがにまずいと思い、スピードを上げたつもりでしたが、そこまで上がっていません。おそらく、前一人を抜かすかどうか、迷いながらコーナーを膨らんだことが悪手でした。
日体大のマネージャーさんに読み上げをお願いしていましたが、600の通過を聞いたとき(87″27)、少し気持ちが落ちたような気がします。記憶は定かではありませんが…
嘘ですちゃんと萎えましたすみませんでした。
結局、最後の200も30″4。いつもと比べて抑えてはいるものの、それは400までの貯金があってのこと。30を切っていればベストが見えたことを考えると、正直物足りないという印象が残ります。
フィニッシュ後も、出し切れたという感覚はありませんでした。気候や自身のコンディションが良かっただけに、せっかくの機会を最大限に活用できなかったことを悔しく思います。
とはいえ、もちろん学ぶことは大きかったです。自分の強みは、まだ800mのレース経験が少ないこと。1レースごとに学ぶことはたくさんあります。例に漏れず、今回もいくつか気になったポイントや、課題が出てきました。
それがこちら。
①インコースの絶望的な弱さ
②臨機応変な対応ができない
③成功体験に縛られる
④切り替えたつもりが切り替えられてない
まだまだあるとは思いますが、ひとまずここではこの4点に絞って書きたいと思います。
「①インコースの絶望的な弱さ」
もともと、インレーンスタートに苦手意識がありました。が、運良くアウトレーンのスタートばかりでした。ついに顕在化した、というだけの話かもしれません。今回は2レーンでのスタートでした。経験がなかったこともあり、案の定どのように立ち回ればよいかわからず、周りをうかがいながらふらふらと減速し、結果的に一番後ろでレースを進める羽目になりました。
もちろん計画的に後ろであればよいのですが、先述の通り二番手での展開を理想としていたため、控えめに言って大失敗と言わざるを得ません。スローペースだと分かった時点で、勇気をもって前に出るべきでした。経験がなかったと言い訳もできますが、外から詰められた時の想像が欠落していたことは否定できません。全ては自分の楽観的な思考がもたらしたミスです。
反省して次回のレースに活かします。とはいえ、スローペースではないかつ外から詰められた際の対処は具体的に思いつかないため、先輩やコーチに聞いてみたいと思います。
「②臨機応変な対応ができない」
これは、皆さんご察しの通り①と被る点でもありますが、臨機応変な対応ができませんでした。序盤の200mに関しては、上記の内容と被るため省きます。200〜600では、いつ前に出るのか。400を通過した時点で58”要していたことから、そこでひとつ前に出ていればよかったのか、ラスト300地点で前集団と距離が空きそうになった時にその集団についていこうとしていればよかったのか。
いくらでもチャンスはありましたが、今考えると、ラスト200からスピードを上げるという考えに囚われており、その結果全てが中途半端になってしまったように思います。最初に考えていたレース展開が崩れたときの立て直し方やその場の判断能力など、経験不足を加味しても不十分でした。
この判断の遅さや決断のできなさが、不要なふくらみを生み、出せるはずだった自己ベストを遠ざけてしまったように感じます。
「③成功体験に縛られる」
一度成功したレース内容を再現しようとする。一見悪いことには思えず、事実一概に悪いとは思いません。が、実際はそんなうまくいくはずがありません。10回レースがあれば10通りの展開があることを想定して挑まなければいけないと感じました。ペーサーでもないのに、先頭が自分の理想とする通過タイムで入ってくれるなんて、今思えば甘いなんてものではありませんね。お恥ずかしい限りです。
今回私のレース展開を支配した成功体験は、先日の800TTでした。56”前後で引っ張ってもらい、体力を温存しつつ2週目の60”切りを目指していました。TTではペーサーがうまくレースを作ってくれたこともあり、自己ベストが出ました。同じようにやればベストが出ると思っていました。ペーサーなんていないのに(2回目)
もちろん、どんなレースでも前にでて、自分でペースを作るなんて愚策を提案するつもりはございません。ただし、明確な通過の目標があり、序盤にスローペースだと分かった際には一度の成功体験に縛られず、自分でレースを作る必要があったのかもしれないという話です。
「④切り替えたつもりが切り替えられてない」
これは主にラスト200についてです。自分の中では、ラストの200は30”を切ったつもりでした。しかし、それはあくまで私の妄想の中だけの話であり、実際は30 ”4経過していました。この事実から、自分で思っている以上にスピードが出ていないことがよく分かりました。浅い知識ではありますが、ジャンプ系の補強をしていないこと、瞬発系の動きに慣れていないことが顕著に現れたように思います。
というのも、400の通過が58”だったこともあり、正直スタミナは残っていました。まだ余裕は感じていたにもかかわらず、このような中途半端な切り替えになってしまったため、上記の原因が思い浮かびました。そろそろ、温めておいた(サボっていた)メディシン直上やハードルジャンプに取り組みます。今後、私がそれらを全然やっていないように見えたら、「あれ、最近ハードルジャンプ見ないけど。どうした(^^)」って言ってください。泣きながらやります。
さて、一通りの反省を終えたら。少し自分を慰める時間にしたいと思います。と、思いましたが、今回に限ってはあまり褒める箇所が見つかりません。しかし、自分のことを嫌いになりたくないので。強いて言うのであれば、レース本番までの流れは良かった気がします。水曜日の練習では、ある程度の余裕をもって600を85”6で通過する動きができており、前日の200でも、楽に27”前半の走りができていました。当日のアップでも、身体はよく動き、余裕を持った行動で焦ることなく万全の準備でレースを迎えることができました。
断られることを恐れながらも、他校のマネージャーさんにラップの読み上げをお願いしたり、動画の撮影を依頼したりと、できる限りのことはしました。動画撮影を依頼した日体大の選手が、トイレに行っており撮影できなかった際にも同じ組を走っていた駿河台大学の拠点に殴り込み、動画をいただきました。自分の成長のため、恐れず貪欲になれたことは良かったです。お願いしていなかったら絶対に後悔していました。
ご協力いただいた方々には、この場を借り、改めてお礼を申し上げます。
そして、今回初めてサポさんのいない競技会を通し、改めてその重要性を認知しました。朝早くから拠点の確保、タイムの計測と読み上げ、ビデオ撮影や競技後のサポート。どれをとっても、本来自ら依頼して初めて行われる事柄だと、確認する良い機会になりました。当たり前に存在していることが、果たして当たり前のことなのか。普段から感謝しているつもりでも、どこかで普通のことだと思っていないか。他校がスマホで撮影している練習動画に、きちんとした撮影器具が使われていることのありがたさ。細かな画質の差が、バックストレートでの足の着地まで見れるか否かを左右しているのではないか、などなど。
再確認するには十分な1日でした。いつもありがとうございます(^^)
最後に、余談ではありますが。今回使用したNIKE エアズームヴィクトリー2について書きたいと思います。ちょうど1週間前に購入したこちらのスパイクですが、まずは初代との比較として。反発は弱くなっています。これは私の実感として確実に大きいものです。そしてその分、足は終盤でも残ります。これは先日の600と今回の800で感じました。また、ご存じ通りピンの本数が6本から4本になりました。これは、前作と比べてコーナーでの安定感を感じさせます。ステップの店員さんに聞いたところ、ピンが少なくなったことで推進力が増すとのことでしたが、これはよくわかりませんでした。中学理科の要領ですと、たしかに面積が小さくなるほど圧力は増しますが。そもそもピンだけで地面を押しているわけではないと思うので、よくわかりません。とっさにテキトーなことを言った可能性も拭えません。とか失礼なことは言わないでおきます。おそらく俺が知らない知識で、知覚できていない推進力が生まれているのでしょう。
結論から言いますと、足の持続力や体幹に自信があり、より反発を求める選手は初代を。現在、高反発なスパイクをはいており、いつも後半で足が動かなくなってしまう人や、コーナーでの脚や身体のぶれに不安がある方は2をお勧めします。私はまだまだ地足ができておらず、反発を使いこなすことができていない気がするため、しばらくは2を使用するつもりです。
一度はいてみたい方がいましたらお声をかけていただければお貸しします。25.5㎝なので、人を選ぶサイズではありますが…
長くなりましたが、ここらで終わります。
ありがとうございました。
失礼いたします。
何か気になった点やこうしたほうがいいんじゃないかなど、意見や感想お待ちしております。
てか普通にお疲れさまって言ってほしい。
2024/10/7 5191字
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