↓①はこちら↓
今回は「5泊6日富津合宿の話②」
先日「5泊6日富津合宿の話➀」なるものを投稿した。①を作ってしまったからには②も作成しなければならない。というわけで。前回の続き、合宿2日目から書いていく。
とは言ったものの、ここからは俺の精神が蝕まれることが予想される。なにしろ、2日目に足を痛め、そこから一切走っていない合宿だったのだ。
正直、書きたくないという思いが強い。
「だったら書くなよ」という鬼畜読者の意見はいたってごもっともだが、それでも未来の俺のためにも記録として残す。
この悔しかった思い出も、きっと大事なものなのだろう。
それではさっそく。
2日目(朝)
2日目の朝。目覚めると、そこには見知らぬ天井が広がっていた。

朝練は6時からだったが、目を覚ましたのは5時半ごろ。「30分で支度しな」という寛大なドーラの空耳を聞きながら朝練の準備に取り掛かる。

メニューは8.4㎞のジョグ。ペースはゆっくり4’30~5’00/km程度の設定。実際の記録は以下に記しておく。

5.6㎞と2.8㎞のコースをどちらも走るというものだったが、きちんと8.4㎞ぴったしで終わっていることに感動したのは俺だけではないはず。
ちなみに。上記の地図の右下のを見ていただけると分かる通り、くっそさむい。海辺の風の強さも相まって、くっそさむい(2回目)
そして、皆さんが最も気になっているであろう俺の左アキレス腱だが。このジョグ時点では痛み”は”なかった。”は”という助詞に含みを感じる皆さんの感は鋭く、痛みこそなかったが違和感はあった。
そんな違和感を得意の見て見ぬふりで切り抜け。宿舎に帰った。
この宿(横田屋旅館)のアピールポイントとして8:30~10:00以外は常に大浴場を使うことができる。朝風呂が大好きな俺としてはありがたい仕様である。
そんなこんなで朝風呂を堪能したのち、朝食の配膳係として名誉ある選抜を受けている俺は食堂に向かった。
配膳を済ませ、朝食が始まる。席は誕生日順。昨夜の夕ご飯でシャイボーイズが固まって座ってしまったことが原因で、席を選ぶ権利は全員からはく奪されたのだ。
まったく。大学生にもなって空気を読まずに固まろうとする男子には恥辱を感じざるを得ない。実は俺も固まって座ろうとしたことは伏せておく。

朝食からたいへん豪華な料理が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)しており、大満足の朝を満喫した。
いったい朝の話だけでどれだけ書くのだろうか。正直、この時点で本記事で3日目までを書くのは諦めかけている俺である。
二日目(午前)
ここからは二日目の午前について書いていく。
「朝も午前だろ」というしょーもないツッコミをする暇があったら八田与一を探しに行け。
そんなわけで朝食後の休憩を挟んだのち、10:30とかそのくらいから午前練が開始。練習場所は砂浜、練習メニューは動きづくりやショートダッシュ、俺意外(倒置法)
というのも。朝のジョグで例の左アキレス腱に違和感があった俺としては、動きづくりはまだしもショートダッシュは命取りになると考えたのだ。
ネタバレすると、午後はクロスカントリーというふざけた名前の練習であり。そちらに備えた結果、午前の浜練習では走らないことに。
↓代わりに行ったメニューはこちら↓
・砂浜(傾斜)を使ったスクワットジャンプ
・ 〃 ランジウォーク
・タバタ式トレーニング(HIIT)
→4種×2(バーピージャンプ→マウンテンクライマー→スクワットジャンプ→キックザムーン→バーピージャンプ→マウンテンクライマー→スクワットジャンプ→キックザムーン)ワーク20秒/レスト10秒→これを1セットとして合計6セット(セット間1分/2セットごとで5分レスト)
なんとも伝わりづらいメニュー。これでもなるべくわかりやすいように書いたつもりなので許してほしい。もっと簡潔でわかりやすい表現があればこっそり教えてほしい。
周りが走っている中走れないというのはたいへん心苦しかったが、これは高校生時代に嫌というほど味わってきたので慣れもあった。
文字通り悔しさをばねにスクワットジャンプをし続け、レストで貝殻を踏んで遊ぶことだけを楽しみに黙々と補強をした。
タバタ式トレーニング(以下タバタ)、高校時代はハイインターバルと呼ばれていたこのトレーニングだが。手っ取り早く追い込むのにちょうどよく、ジョグでは刺激の入らないvo2maxに活を入れた。
練習を終え、宿舎に帰り、昼食のカレーうどんを食らう。写真は撮り忘れた。
ちなみに。中距離の帰りが遅く、長女と競歩は先に食べていた。
ほんとすんませんでした。
二日目(午後)
現時点で2000字を優に超えている。つまり三日目は次の記事になることが確定したのだが、一日書くのにひと記事使うということに絶望している。
そんな愚痴はさておき。昼食と昼風呂、そして二時間ほどの休憩を挟み、午後の練習へと向かう。
先ほどのネタバレの通り、午後はクロスカントリー走(以下クロカン)だ。読者のほとんどが陸上つながりということで「なんだそれ」という人はいないと思うが、念のために説明しておく(AIが)

ここで!皆さんお待ちかねの左アキレス腱状態確認のコーナー!
簡単に説明すると、朝時点で違和感だったものは着実に痛みへと昇華していた☆
しかしながら。ここで走ってしまうのが愚か者の第一線を譲らない男山崎。
言い訳をさせてもらうと、走れるレベルの痛みだったことや午後のために午前の浜練を走らなかったことなどが挙げられる。
何を言っても後の祭りでしかないのだが。この日はゆっくり(5’00/km)目安で10㎞クロカンを行った。

その結果は言わずもがな。俺の左アキレス腱は爆散し、塵芥と化した。
いままでありがとう。そしてさよなら。
二日目(夜)
練習を終え、宿舎に帰る。
その日三度目となる入浴をすまし、夕食にありついた。

メインが見切れているという相変わらずのテキトーさではあるが、さすがにうますぎる食事に感涙を隠せない。
ここらで言及しておくが、この合宿の裏目標として【長女(長距離女子)や競歩のメンバーと仲良くなる】というものを勝手に決めていた。
そんなこんなで、一緒に食事をする機会などは個人的に大切にしていた。その甲斐もあって、合宿が始まった日よりは、おそらく仲の深まった人が多い気がするかもしれない。たぶん。
というか、もともとの親密度が0だったことを考えると確実に+にはなっている、はず。特に長女唯一の三年生の先輩とは仲良くなったし、これからも仲良くしてもらいと思った。
これからも交流の機会があると嬉しいな。
脱線した話を戻そう。
夕食を終えたのち、ミーティングを行った。全体で明日の練習の確認をした後、パートごと(中距離・長女+競歩)に分かれて次の日のポイント練習の詳細を話し合った。
この時の俺はアイシングをしながらも「明日のポイント練習はがんばるぞ☆」と意気込んでいた(おろかわいい)
ミーティング後は、施術と呼ばれるサポーター(マネージャーと考えてくれれば大差ない)によるマッサージを受けさせてもらい、速やかに就寝。
波乱の二日目が幕を下ろした。
p.s
どうも。一日書くだけで3000字を超えることに絶望している山崎です。
こうしている間にも、刻一刻と記憶は消えていっているので。なるはやで最終日まで書きたいとは考えています。まあ。考えているだけだがね。
2025/2/12 3466字
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