今回は「家庭の話」
先日、夕食時に母とこんな話をした。
「我が家は普通ではない。」
これだけ聞くと、「どんな家庭だよ」と感じてしまうが。話の趣旨は「“普通”の家庭など存在しない」という話だ。
(/・ω・)/
頻繁にとは言わずとも、定期的にこのような話をする俺と母。今回はいつもより印象に残ったため、せっかくなので記事にした。
少しでも暇つぶしになればと思う。
それではさっそく。
(((((((((((っ・ω・)っ ブーン
きっかけと流れ
この「”普通”の家庭なんてない」という話になったきっかけから書いていこう。
φ(..)カキカキ
きっかけは、その日が父方の祖母の命日だった話だ。当時、俺は1歳、姉3歳、兄は五歳だった。母と姉と兄は幼稚園でクリスマス会。幼稚園にも保育園にも所属していない俺は、父とどこかに遊びに行っていたらしい。
そこから話は飛び、いつから保育園に通っていたのか、そしてその保育園の手続きは父がすべて行ったという話になった。
完全分業制
この、「保育園の手続きは父が全て行った」という事実から、今日のテーマに繋がってくる。
というのも。我が家は母と父の役割が明確に分かれており、それがおそらく普通の家庭とずれていると話題になったのだ。
これを完全分業制と呼称する。
( ・ิω・ิ)
具体的には、母は家事をすべて行い、父は書類と家計の管理を行う。
母が家計の管理をすることはないし、父が家事をすることもない。
母
先述の通り、母は家事をすべて行っている。お昼のお弁当や夕食などの料理をはじめ、掃除、洗濯、皿洗いなど数え上げればきりがない。もちろん、名もなき家事と呼ばれるものも枚挙にいとまがない。
くれ、いとまを(倒置法)
щ(゚д゚щ)カモーン
父が家事をやるといった姿はほとんど記憶になく、母がやらないときは姉弟で仲良く協力して押し付けあっている。
母自身も家事は基本的に嫌いではないらしく、愚痴を言いながらも淡々とこなしている。
母がいなくなったら現在の山崎家はまともに回らない。そして今日から10日後、母が数日間いなくなるイベントが控えているため。本気を出さなくてはいけない日も、そう遠くない。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
父
こちらも先述の通り、父は書類関係や家計の管理を担当している。
書類関係と一言でいっても様々だ。保育園や塾の手続き、学校関係の書類や奨学金なども父が担当をしており、基本的に母はノータッチだ。
(´・ω・`)
おそらく母は、今俺がどんな奨学金をいくらもらっているのか、正確に把握していないと思われる。
また、家計の管理も父の担当だ。
食材などの買い物は家事に分類されるため母の仕事だが。それらの支払いに関するお金に関しては、全て父が管理しており、母は毎月必要な金額を口座から引き出すという行為しか行わない。
これは、父が投資や仮想通貨などを幅広く行っており、それらの把握を母ができないことも関与している。
今、我が家の財産を正確に把握しているのは父だけのようだ。
(・∀・)ニヤニヤ
完全分業制の利点
ここまで完全に分業している我が家ではあるが、なんとか結婚から25年。正確には24年と9か月平和に続いている。
(´∀`*)ウフフ
結婚当時は母が家計を管理しているなど、今と家庭の形は異なっていたらしい。つまり、最適な形に移行している中で現在の形に収まったのだろう。
今が最適とされる理由としてはいくつかあるが、最も大きいのは”互いの得意分野で勝負できる”ということ。
当たり前の話ではあるが。父はあまり家事が得意ではないし、母は書類や家計の管理をしたがらない。逆に、父は書類や家計の管理は得意だし、母は家事ができる。
つまり、互いの苦手分野を避け、自分の得意な分野で勝負することができるのだ。
( ゚д゚)ハッ!
同じ作業を異なる日で分担すると、相手のクオリティに満足しない可能性やそもそもやり忘れる可能性も高くなるかもしれない。
銀婚式まで残り数か月。長続きするのには、それなりの利点があるっちゅうワケやな。
模範解答ではない
まるで完全分業制がこの世の模範解答のように書いてきたが、もちろんそうではない。
というのも、これはあくまで我が家の最適だという話だからだ。
(´ε`;)ウーン…
100の家庭があれば、100の模範解答の形がある。これを理解していないと、同棲や結婚した際に地獄を製造しかねない。
結婚という異文化交流
タイトル回収。
結局。人は自分が育ってきた環境の影響を強く受ける生き物であり。自分の家庭を基準に物事を考えてしまう。
(;´д`)トホホ…
その結果、日常生活の中でも友人と齟齬が生じたりする経験はみんなにもあるだろう。
例えば、我が家では母の帰宅が遅いため、夕食が20時半から21時前後である。しかしながら、おそらく他の家庭ではもう少し早いだろう。
この違いにより、「夜ご飯食べたら電話するー」という連絡に齟齬が生じたことがある。
( ・∀・)アル!!
このように、家庭の環境によって自分の常識はときに狂っている。
もちろん、一生その過程で暮らすのであれば問題ないが、そうもいかない。あと数年もすれば家を出ることになるし、運が良ければ同棲や結婚という可能性もある。
そのときまで実家の常識をこの世の心理だと思っていると、きっと悲惨なことが起きる。結婚は異文化交流なのだ。うまくやっていくには対話と妥協が求められるだろう。
まとめ
今回は、先日の母との会話からひと記事執筆してみた。今後も家族とのからみをブログに載せるかもしれない。
(*ノω・*)テヘ
他人の家のホームビデオを覗く感覚で読んでくれると嬉しい。どんな感覚だよというツッコミは受けつけない。
近年、3組に1組が離婚するという地獄絵図の中、まだまだラブラブな我が両親。
その秘訣を盗みながらも、それを当たり前だと思わない姿勢を持ちたいものだ。
2024/12/15 2898字
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