今回は「貯金的な投資の話」
前回の投稿からまたもや1週間が経ってしまい、せっかく払っているこのブログの運営費(月1000円ほど)ももったいない気もしなくもない。
そんなタイミングで、3ヶ月ぶりに会った高校時代の同期に「最近ブログ更新してないね」と。たしかにそのとおりだったので、俺のケツに火を点ける良い指摘だった。
「逆に書いてほしいこととかある?」と聞いたところ、「お金の話嫌いじゃないぞ」と返ってきた。
ので、少しタイムリーなお金の話について書いてみようと思う。
見出しには「貯金的な投資の話」という、なんだかふわふわっとしたことを書いてしまったが。なんということはない、そのままである。

タイトルにもある通り、毎月3万円を去年の6月から、つまるところ1年間貯金するかのごとく投資していたのだ。
今回は、そんな無謀ともとれる生活がどんなものだったのか、そしてその金はどうなってしまうのかについて、記してみむとてするなり。
最初はきつい
この記事を読んでいる人の中には、まだアルバイトをしていない高校生やまだアルバイトをしていないド畜生大学生もいるだろう。そんな人たちからすれば想像すらつかないかもしれないが、毎月3万を貯金や投資に回すというのは、なかなかにきつい。
ましてや大学生の収入などたかが知れており、以下の記事でも書いた通り5万円台が一般的である。
↓以下の記事↓
もちろん、夏休みや春休みなど例外的に稼ぐことのできる期間には10万円を超える人もいるが、毎月とは行かないだろう。
かくいうオレっち(キャラ変)も、昨年8月の給与は初の6桁を記録した(大自慢)

これは7月末のテスト期間に、産業革命時代の少年少女も目を見張るほどの労働を披露したというか疲労したためである。
少し話がズレてしまった。
ここで言いたいことは、たまに10万円を稼ぐこともあるが、一般的な大学生(月5万の収入)にとって、毎月3万円の生活費を奪われるというのは非常事態もいいところ、ということだ。
実際、この生活を始めた当初の俺もきつかった、気がする。
嫌なことは忘れるタイプなので、正直あまり覚えていないというのが本音ではあるが。
人間は慣れる生き物
ところがどっこい、そんな生活も数カ月続けていると慣れてくる。
どうやら、弱肉強食ではなく適者生存の世界で生き残ってきた人類にとって、慣れるというのは生得的な能力らしい。
ポイントは俺が選択した投資の仕方にある。というのも、俺は“クレカ積立”という、知らない人が聞けば「詐欺だ詐欺だ」と騒ぎ出しそうな投資の仕方をしていたのだ。
クレカ積立について詳しく知りたい人のために説明する、AIが(倒置法)

この文章を読んでいる人の10割が目を通してないと想定し、簡単説明王子こと俺が簡単に説明すると「毎月クレジットカードで自動的に引き落とされる投資方法」である。
メリットとしては、毎月何もしなくて買ってに勝手くれるあるいは勝手に買ってくれることや、ポイントがつくことなどが挙げられる。
上記のドルコスト平均法については、きっと俺以上に分かりやすく解説してくれているサイトがあるので、興味がある人は調べてみてほしい。
なお、上記にはデメリットも書いてあるが、正直気にするほどのことでもないので、簡単説明王子の名の下に省略する。
ポイントがつくなどのメリットを説明したが、今回肝となるのは「自動的かつ勝手に購入してくれること」だ。
これにより、毎月3万円マイナスになることが当たり前の生活になり、特に苦しさを感じることもなく、日々を過ごすことができた。
これを人は麻痺と呼ぶのかもしれないが。
で、増えたの?
こんな記事をここまで読んでいる読者諸君のことだ、きっとお金には目ざといのだろう。
こんな記事を書いている俺が一番目ざといということは棚に上げ、皆さんの気になっている投資成績について言及しよう。
結果から書くと、「1万6000円ほど増えた」

大変ありがたいことではあるが、果たして1年間つまり36万円を使って割に合っているか知らない。
というのも。この1年間積立投資をしてみた理由は「投資でお金を増やして大金持ちになってたくさんの孫やひ孫に囲まれながら天寿を全うするため」ではなく、単に「好奇心や勉強のため」だったからだ。
これに関しては以下の記事で書いているので、興味がある人は読んでいただき、興味がない人も目を通していただきたい。
もちろん、働かずに1万6000円もらえるなんてことは願ったり叶ったりではあるが、この額は真面目に1日2日働けば、大学生と言わず高校生でも稼ぐことができる。
つまり、365日かけた上で減るというリスクを負ってまですることではないと一蹴することすらできるのだ。
とはいえ。将来稼ぎの増加により毎月の積立て額が増えたり、超長期的な投資をするようになれば話は別だ。
大きな利益を生む可能性が高く、「投資で稼ぐ」という収入の柱を確立できるかもしれない。
今すべきは貯めることではない
こんなことを書くと、将来のためにコツコツ貯金している人に怒られそうで怖い。あくまで俺の意見として「大学生は貯金しなくても良い」と考えている。
もちろん最低限の蓄えはあった方が良いのだが、毎月3万なんていう額は絶対に必要ない。
月並みの言葉ではあるが、その分旅行や様々な体験に使ったほうが良いのだ。忙しいとはいえ、一般的に大学生ほど暇な生物はいない。
使って使って使いまくろう。
ということで、1年間貯めた36万もとい37万6000円は、そっくりそのまま現金にして引き出すことにした俺である。

使い道について
はてさて。自分で貯めたものとはいえ、突然こんな大金を手に入れてしまった俺だが、もちろん日夜興奮冷めやらぬというわけもなく、ただひたすらに、日々を精いっぱい生きている。
つまるところ何も変わっていないと言いたいところだが、実は一つ明確とは言わずとも変わったことがある。
それは物質的というよりむしろ精神心的な変化であり、かと思えば実際の生活にも影響を及ぼしている。
なんだか、もどかしい近代文学のような言い回しをしてしまったが、短気な読者諸君に何が変わったのかさっさと言えと怒られる前に発表すると「精神的な余裕ができた」というわけだ。
ここまで引っ張った割に、ありきたりな内容になってしまって申し訳ない。
簡単に言ってしまえば、物質的な余裕に従って精神的にも余裕が生まれたというだけだ。それによって実際の生活に影響が出たというのは「バイトをしなくなった」正確には「休みを優先するようになった」というわけだ。
“使い道について”という見出しで書くにふさわしい内容かと聞かれれば怪しいが、お金によって「余裕あるいは時間」を買ったと表現することもできるのではないだろうか。
とはいえ
とはいえ。実際にお金を使わない生活をしている訳でもないので、これから使うであろうことについても考えてみよう。
先ほど、夏休みと言えば稼ぎ時という話をしたような気もしなくもないが、もちろんそれと同じくらい、というかそれ以上に出費の時節と言えよう。
なんだかんだ、あと一か月もすれば夏休みと呼ぶにふさわしい日付がやってくる。嬉しいことに違いはないのだが、実質大学2年生も半分を迎えるとなると、ひどくおぞましい。
そんな夏休みを眼前に、テスト期間というものがあるらしい(他人事)
ただし、俺はほとんどレポート課題かつ授業内テストの科目ばかり履修しているド畜生大学生のため大学に拘束されることはなく、そんなこんなのなんやかんやで広島に行ってくる。
どうやら自慢の後輩が、高校時代の俺が夢見たインターハイへと駒を進めたらしく、競歩という同じ種目で戦った身としては、応援に行かないわけにはいかない。
もちろんそれにはお金がかかる。せっかくお金の余裕が生まれたのに、節約のために往復26時間の夜行バスに乗ろうとしている矛盾に悩まされていることは、ここでは内緒にしておく。
そのほかにも。大学の陸上部の合宿はもちろん、高校の合宿にも参加しようとしていたり、シンプルに友人との旅行だったり、忙しい自慢を始めたら枚挙にいとまがない。
とは言ったものの、基本的にインドアに心血を注いでいる俺としては、数回の大きな遊び以外は家で過ごす予定である。そもそも、週4で強制的に猛暑の外界に駆り出される予定なので、それ以外はクーラーの効いた自室で過ごさせてくれという話である。切実に。
直近の春休みはAmazonプライムに命を注げたが、今年はDアニメストアに魂を献上する予定だ。もしおすすめの作品があれば、ぜひぜひ教えてほしい。
まとめ
結局何の話だったか分からなくなってしまうのが毎度の恒例。今回も例にもれず、脱線に脱線を重ね、劇場版名探偵コナン緋色の弾丸のクライマックスのようになってしまった。

映画鑑賞中、どうやったらそうなるんだよというツッコミを心の中でしまったことで、自分が現実主義的なつまらない人間に成長してしまったことを確信した思い出の作品である。
とまあ、こんな具合に脱線したわけだが。
今回の記事では、一年間毎月3万円を貯金のように投資してみた感想を書いた。当初はきつかったが、自動的に引き落とされる仕組みを採用したために感覚がマヒし、うまい具合に痛みを感じずに過ごすことができたらしい。
全て現金として、今は口座の中でなりを潜めているものの、おそらく日々の出費にて、知らぬ間に消えていくのだろう。その日まで、怠惰な生活を続けていくつもりだ。
ちなみに。一年分の総額37万6000円は売却したが、積み立ての設定は解除していないため、これからも毎月3万円は証券口座に吸い込まれるとのこと。
めでたしめでたし。
p.s
このブログを書く時間を使えば、レポートが進むのになー
どうしても、そっちには手が伸びないのよねー
2025/6/29 4958字
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