今回は「広島・大阪旅行の話①」
満を持して、旅行の話を書き始めようと思う。
これまで、金沢旅行と横浜旅行について書いた旅行シリーズではあるが。皆さんの想像以上に書くのに時間がかかる。
というのも。このブログは俺が将来に読み返すためというのが大きな目的の一つであり、特に旅行などはなるべく細かく書きたいのだ。
今回は5泊6日という過去ダントツの長さ。いったい書き終えることができるのか、そんなことは分からないが。とりあえず一日目に着手しようと思う。
それではさっそく。
出発
22日、出発当日の朝は4時起き。
朝の支度が遅いのはもちろん、昨夜は旅行の準備を残したまま床に就いたため。ばっちり4時に起きる。
そこから支度を終え、家を出たのは6時40分ごろ。目指すは羽田空港であり、9時20分の広島行きの便を予約していた。
さらっと最寄り駅がばれてしまったが、誰も興味が無いので許す。
初めての飛行機は一人
9時20分の便に乗るにもかかわらず、羽田空港への到着は8時18分。皆さんからするとだいぶ早い印象を持つかもしれない。
しかし、俺としては念には念を入れた結果と言える。
というのも。恥ずかしながら飛行機に乗るのは人生初。しかもそれが一人ときた。大学生とはいえ、初めての飛行機が一人というのはなかなかに不安だったのだ。
オンラインチェックインをすまし、搭乗20分前の保安検査場通過と搭乗口での最終確認を残すのみだったが、念のため1時間前の到着を図った。
浜松町にて、羽田空港第二ターミナル行きのモノレールを待っていると、以下のようなメールが送られていたことに気が付いた。
知らん知らん。
サテライトというよくわからない単語に混乱しながらも、一時間あればどうにかなるだろうという思いで羽田空港へと向かう。
到着早々、目の前にこのような看板が出てきて混乱。「え、保安検査場って4つもあるの?」
そのくらい調べておけという話ではあるが、どの検査場を使用すればよいのか分からなかった俺。迷いなく救いの案内所に駆け込む。
むせび泣きながらどの保安検査所を使えばよいか聞く俺に対し、軽蔑の目を向けながら(嘘)懇切丁寧に教えてくれたお姉さん。ありがとうございました。
ついでにサテライトとかいうよくわからんメールについても尋ね、全てを解決していざ保安検査場Aへ。
手荷物はない
飛行機に乗ったことのある人からすると、俺の行動にひとつ違和感がるかもしれない。それは「手荷物はないの?」というものだ。
ご明察。
俺に手荷物はない。正確には全て機内に持ち込めるサイズなのだ。皆さんご存じかもしれないが、この世には機内に持ち込めるスーツケースがいくつか存在している。
持ち込める条件としてはパプちゃん(perplexity AI)が解説してくれる。
今回俺が使用したMAIMOの36Lもその対象であり、重量もオーバーしていない。
つまり、預ける必要のある荷物は存在せず、保安検査場を通過するだけであとは搭乗口に向かうだけだった。
予定では…
保安検査場で止められる俺(ポンコツ)
なんと、保安検査場で荷物に問題があり、止められてしまった。
その問題は剃刀にある。俺が使っている剃刀の刃渡りが4㎝を超えており機内に持ち込めないとのことだった。
つまり、俺は機内に危険物を持ち込もうとしている不審者と判断されたわけだ。まったくの無知。自分の剃刀の刃渡りが4㎝を超える凶器だったこと、そして、そもそも機内に持ち込める剃刀の刃渡りは4㎝未満ということも知らなかった。
この結果。この剃刀のみを手荷物として預けることに。
いやー。何事も経験と学習ですなあ(勉強不足)
初の飛行機は40分遅れ
その後、なんとか保安検査場を強行突破し、向かった先はサテライト(だからなにそれ)に向かうバス乗り場。
お手洗いをすまし、いざ乗車。
到着した先で歩を進め、搭乗口に向かう。
しかし、そこで待ち受けていたのは”遅延”の三文字。とことんイレギュラーを起こしてくれる世界に怒りを感じながら、逆に様々な経験をさせてくれる世界にも感謝。
その後40分遅れながらも健気に空港に到着した飛行機に乗り込む。
初飛行機に大興奮(19歳)
様々なハプニングに苛まれれながらも、なんとか飛行機に乗り、自分の席を発見した。その後も10分程焦らされ、耐えかねて帰ろうとしたとき、機体は加速し宙を舞った。
年甲斐もなく(というほどの歳でもないが)、その浮遊感と景色に興奮を隠すことができなかった。
途中に見えた富士山の厳然たる姿にも、圧倒的に圧倒された。
移動中の暇つぶし
少し話はずれるが。
家族との旅行でも修学旅行でも、俺にとって移動時間は立派な旅行の時間だった。もちろん今回も例にもれず、移動中の使い方にこだわった。
てなわけで、今回の暇つぶしはこちら。
読者のドン引きの聞こえてきそうだが。安心してほしい。俺だってプライベートでこの本は読まない。
というのも。これは秋学期に履修している「近代日本社会と人権」という授業の資料であり、同時に最終レポートの執筆に必要な著書なのだ。
つまり、今回の旅行の暇つぶしはレポート執筆と表現することもできる。
実際、先日ブログで投稿したレポートは、この本を用いて1、2日目で完成させたものだ。
もちろん「せっかくの旅行なのだから課題などやらずに楽しめばよいのに」という意見はごもっともであり、決して採用の余地があるものだが。
一人の移動時間は有効利用しないと気が済まないのが性なので、仕方がない。
だが、おすすめはしない。
到着
そんなこんなでレポートを進めていると、あっという間に広島に到着した。
広島空港にて、またしても案内所の女神に乗るべきバスの乗り場を尋ね、その後テキトーなコンビニでテキトーなお昼を調達。
バス乗り場に向かうため、外に出た瞬間。文字通り身の毛のよだつ感覚が俺を襲った。
さむっ。
あまりの寒さに、萎えてその場で東京行きの便を予約しそうになったが。なんとか思いとどまり歩を進めた。
前日の東京が15℃に対して、その時の広島の気温が3℃。
これはやってられん。
とりあえずここまで
恐ろしいことに、まだ広島に到着しただけなのだが。ここから先を書こうと思うと長くなるのでとりあえず終える。
いったい、5泊6日分を書き終えるのにどれだけ時間がかかるのか分からない。
そもそもちゃんと全部書くかもわからない。
もし明日も読んでくれる人がいれば、ぜひお楽しみに。
ちなみに、明日は以降は読まなくていいやと考えている人は、全然許さない。
2024/12/24 3150字
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