今回は「学生の話」。
このブログを読んでくれている暇人たち(失礼)の9割が俺の知人。
つまり学生だ。
最近、学生のうちにするべきことを考える中で、「学生の本分は学業。」という言葉を思い出した。
高校時代、俺の学校では「君たちの青春は勉強。」とまで言う過激派の教師までいた。
(゚A゚;)ゴクリ
懐かしい。
今日までまともに学校に通って来た諸君であれば、一度は聞いたことのある言葉だろう。
さて、その言葉を聞いたとき、我々は何を思ったのか。
そう。
だ☆ま☆れ
素直に認めた人がいるだろうか、いや、いない(反語)
きっと俺を含め、頭では理解をしつつも、心で同調できない人が多かったと思う。たぶん。
そりゃそうだ。
誰が好き好んで勉強なんかするかという話。
「いや、俺は勉強好きだけどw」
という奴。
あ、いまそーゆー話じゃないんで。
いや、ほんと。すみませんね。出口はあちらです。
(((((((((((っ・ω・)っ ブーン
まあたしかに。
楽しい勉強があることを否定はしない。事実俺も、いくつか楽しいと思える科目に出会うことができている。幸運なことに。
ただし、大半が退屈で、積極的に「本分」だとは思いたくないのも紛れもない事実。
では、一体全体、学生の本分とはなんだろう。
俺の結論を先に。
「学生の本分は学業。」だと思う。
まってまって、まだページ閉じないで。
(*´Д`)ハァハァ
今日は長くなるぞー。
何かについて語るとき、定義を理解することが大切。
てなわけで、まずは「本分」を辞書で引くことから始めよう。
本分… ①人が本来尽くすべきつとめ。
➁そのものに本来備わっている性質。
概ね想像通りだと思う。
つまり、学生の本分とは、学生のつとめ、学生に備わっている性質、と言い換えることができる。
私はこれを「学生」という字からもわかる通り「学ぶ」ことだと考えた。
とはいえ、一言で「学ぶ」と言ってしまうと、数学や古文、科学、歴史などの教科が脳裏をチラつく。
|д゚)チラッ
しかし、ここでの「学ぶ」は広義に捉える必要がある。と思う。
というのも、学校で習うようなことも含めるが、それ以外にもたくさんのことを学ぶべきだからだ。
もちろん遊びも含まれる。
できるだけ安くカラオケをする方法、ディズニーを最大限楽しむ方法、満員電車のやり過ごし方、期末テストが終わった日の解放感、勉強の合間に食べるお菓子の種類、本気で取り組んだ部活動やイベント、面倒ごとの上手なサボり方などなど。
数え上げればきりがない、これらをなるべくたくさん経験し、「学ぶ」ことが学生の本分なのではなかろうか。
社会人になると、日々が一段と単調になると聞く。
同じことの繰り返しが増える。
学生のうちに色々経験して、「学生のときにやっておけばよかったな。」を減らそう。
と、自分に言い聞かせる今日。
そっっして、いっっっちばん大切なのは。
「学生の本分は〇〇。」を人に委ねないこと。
おらっ、自分で考えろっ、おらっ
( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
あくまで今回書いたことは俺の意見でしかない。
自分にとっての「本分」はなんなのか、よく考えて明日を迎えることができれば、きっと何かが変わるかもしれないし、おそらく何も変わらない。
(*ノω・*)テヘ
ひとつ気になるのは、学校が安易に使う「学生の本分は学業(勉強)。」という言葉。
果たして、それは本当に学業(勉強)なのかな。
「学生の本分は就職(進学)。」になっていないか。
もちろん、就職や進学のために学ぶことは悪いことではない。
が、ぜひ学ぶために学ぶという価値観にも目を向けてくれると嬉しい(誰目線だよ)、と思ったり思わなかったり。
最後に、最近ハマっている太宰治さんから一言。
学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。
けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。
これだ。
これが貴いのだ。
勉強しなければいかん。 太宰治
あー。でも、勉強したくねー。
2024/9/4 1632字
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