今回は「スイパラの話」
先日、Sweets Paradise通称スイパラに行ってきた。
同伴者はいつも通りの友人A。友人のレパートリーの少なさには、相変わらずの定評がある。
( ・´ー・`)どや
そんなことはさておき。
高校時代から気にはなっていた存在。なんだかんだ人生初のスイパラに挑戦したので。
その概要を以下に記し、同じ過ちを繰り返さないように心に刻む。
それではさっそく。
∠( ゚д゚)/
きっかけ
そもそも。スイパラ行くことになったきっかけは、俺の食事制限が終わるタイミングにある。
( ・∀・)アル!!
というのも。皆さんご存知の通り(?)俺は11/20から12/19までアイスやお菓子、カップラーメンなどを禁止していた。
菓子すらこれを食わぬ、いわんやスイーツをや。である。
そのため、食事制限を終えた12/20は絶好のスイパラ日和と言えるわけだ。
(^^)v
そうとなれば話は早い。18日水曜日にAに提案し受理。翌日に念の為予約し、金曜日に決行。
そして今日に至る。
戦場への道のり
予約は16:00。
大学生になってから挑む、人生初のスイパラに懸ける思いは尋常ではなく。昼食をとる選択肢など端から存在しない。
(゚A゚;)ゴクリ
3限の英語で心身ともに衰弱させ、全身から糖分が抜けきった状態で向かったのは。「スイーツパラダイス新宿東口店」
今回の戦場だ。
入店とコース選択
今回選ばれた戦場は地下一階にある。たどり着くには地面を掘るか階段を下りるか。隣接するエレベーターは地下には行かないという鬼畜っぷり。
入店までになるべく運動させるという店側の配慮すら感じる。
かおもじ
階段を下りた先で予約の確認、決済を済ませる。食べ放題のコースは全部で4つ。
初心者の我々が選んだのは、もちろん【フルパラコース】
(゚Д゚)ハァ?
誰がどう考えても、定番のスイパラコースを選ぶべきではあったのだが。そんなことはお構い無し。
二度と来ないという誓約のもと、スイパラコースの2倍以上の値段を誇るフルパラコースを選択したのだ。
フルパラコースに食べれないものはなく、店内に並んでいる全ての商品を食い散らかすことができる。さらに制限時間もスイパラコースより30分長い。
つまり、十分選ぶ価値はあると判断したのだ。
( ・ิω・ิ)
開戦
コースを選んだら店内の説明を受け、テーブルまで案内してもらう。
テーブルに到着すると、すぐさまフルーツの盛り合わせとポテトが登場。
このフルーツは拒むことはできず、時間を使わせようとする店側の策略がうかがえる。ここで初めて店が敵だということに気づく。
( ゚д゚)ハッ!
やつらは、なるべく我々に食べてほしくないのだ。
これはビジネスである以上仕方がない。とはいえ、あからさまに妨害をするわけにはいかないので、このようにサービスの皮をかぶって干渉してくるのだ。
また、この盛り合わせを食べ終わるまで、フルーツのおかわりは許されない。
とはいえ。もちろん、フルーツ以外のスイーツ(ケーキなど)は好きなように食べることができる。ので、フルーツを食べ進めながらも、とりあえず一度他のスイーツに手を付ける。
一皿目はこちら。
完全に場の雰囲気に飲み込まれ、本領を発揮できないままテーブルに帰ってきた。経験の浅さが顕著に現れた一皿である。
(;´д`)トホホ…
非常に悔しいが、悔し涙を飲みながら一か月ぶりのスイーツにありつく。
圧倒的な幸福度に全身が痙攣を起こすが、休んでいる暇はない。残りのフルーツもたいらげ、二皿目に突入する。
二皿目は写真を撮り忘れたが、ケーキを三つくらい食べた。
三皿目
盛り付けられた強制フルーツ、そして一皿目と二皿目を食べ終えた。
ここで一度気合を入れる。このままではなんとなく時間が過ぎてしまい、大した量を食べれないまま終わってしまうと感じたのだ。
(#^ω^)
魂をかけた三皿目を取りに行く。いや、獲りに行く。
ケーキ7切れとブリュレ2つ。おまけに、シャインマスカット大福とかいうふざけたものを加えた楽園プレートの完成だ。この時はまだ楽しかった。
( ^ω^ )ニコニコ
これらを勢いでたいらげる。
苦痛と逃避
写真のスイーツを食べきった後。ある一つの考思いが頭をよぎる。
「もう帰りたい」
俺の身体は。極度の糖分により、満腹ではないがスイーツを食べたいと思わない状態に移行してしまった。
先ほどまで勢いでごまかしていたが、ついに脳が気づいてしまったのだ。この、生存に意味のない食事に(倒置法)
(´;ω;`)ブワッ
なぜ大金を払って苦しい思いをしなければいけないのか。そんなことを考えながら、スイーツ全制覇を目指して四皿目に向かう。
つもりだったが、俺の足が向かった先にはコンソメスープがあった。
さて。
コンソメスープで回復した俺。ようやく四皿目のスイーツを盛り付ける。
つもりだったが。ここで気を失い、目覚めたときには…
カレーが盛り付けられていた。
怖い。俺はスイーツを食べる気持ちだったにもかかわらず、眼前にはまごうことなきカレーライス。
(^ω^)ペロペロ
ちなみに友人は塩むすび。
回復と挑戦
カレーライスのおいしさに感動したのもつかの間。時間は刻々と終わりへ近づく。
(・д・)チッ
まだスイーツを制覇していない。しなければいけないのだ。書き忘れていたが、今回のスイパラのスローガンは…
【Road of Desert 】~一生分のスイーツをここで~
である。つまり一生分のスイーツを食べなくてはならない。裏を返せば、食べ放題の時間が終わった瞬間、俺は二度とスイーツを食べることができない。
食べねば。楽しむフェーズは終わったのだ。
あとは我慢しながら、消化に最も機能する臓器に糖分を押し込む作業に入る。
(/・ω・)/
悪夢の四皿目。
執筆現在。このケーキたちを見ても何も思わないが、当時は憎悪の感情しか湧かなかった。ケーキに対してはもちろん、何の罪もないケーキたちをその感情で食べる自分にも憎しみを感じていた。
Σヽ(`д´;)ノ うおおおお!
盛り付けから着席。そこから手が進まなかった。
何も知らない第三者からすれば「さっさと食えよ」と言いたくなるかもしれない。
だまっとけ。こっちはそれどころではない。胃と脳みそが糖分で侵され、少しでも砂糖が使われている食品を口に入れる気にはならない。
眺めること10分
どうしても手を進めることのできない俺のとった行動は、応援してもらうこと。
これで元気の出た俺。魂を燃やして残りのスイーツをたいらげた。
( ´ー`)フゥー...
ウイニングラン
メインのスイーツを制覇し、ここからはウイニングランに入る。
食べたいものだけを食べるのだ。というのも。あんなに苦しんではいたが、決して満腹なわけではない。あくまでクリームなどに嫌気がさしていただけなのだ。
_(┐「ε:)_
つまり。まだ食べ放題は楽しめる。
終戦
100分間の死闘の末、スイーツ全制覇という俺の完全勝利で決着。
(^^)v
最高に苦しかったが、達成感と血糖値の上昇でハイになりながら退店。
これにて終戦となる。
対戦ありがとうございました。
まとめ
今回、初めてスイーツパラダイス通称スイパラに挑戦してみたが。まさかここまで苦しいものとは思っていなかった。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
まだ行ったことのない人は、是非とも一度自分の目と胃袋で確かめてほしい。この絶望感を(倒置法)
楽しかったのは最初の20分と最後の10分間のみ。残りの70分は食うか食われるかの限界状態だった。
もう一度行くことはおそらくないが、その時があれば楽しむことを一番に行動したい。食べたいものを食べたい量だけ。無理して全制覇なんてもってのほかだ。
誰も幸せにならない。
とはいえ、今回はこれで良かったと思う。これで最後まで食べていなかったら、きっと今頃後悔しているだろう。
良かったので…これで…
(´・ω:;.:…
おまけ
帰宅途中、新宿のルミネ前ににて。
こんなイベントが開催されていた。
「キャンドルナイト」というイベント。よくわからないが、オリジナルのキャンドルを作って新宿の街を飾り付けるらしい。
(-ω☆)キラリ
キャンドルを作ると言っても、白紙や塗り絵の紙を筒状の容器に貼り、中にろうそく型の電球を入れるという簡単なものだ。
主に子どもとその保護者が参加している様子だが、老若男女関係なくそれぞれが思い思いのキャンドルを作成し、広場に飾っていた。
なんだか幸せな空気に包まれたので、この苦痛に満ちた記事も浄化されたことにして終わる。
毎日投稿も、残すところ10日ほど。
それではまた、明日の記事でお会いしましょう。
2024/12/21 4060字
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