今回は「買い物の話」
高校生、大学生にもなると。アルバイトをする人も増え、自由に使うことのできるお金も増える。
(ΦωΦ)フフフ…
不思議なことに、お金が増えるということは、同時に支出も増えるということでもある。これは実際に「パーキンソンの法則」として証明されている。
聡明な皆さんのことだ。パーキンソンの法則など、説明されなくても知っているだろうが、念の為簡単に説明する。
パーキンソンの法則とは、「支出額は収入額に達するまで膨張する」という法則。あら簡単。
(*^^)
物欲というものは、往々にして収まることがない。満足した気がしても、気づくと新しいものが欲しくなっている。
かくいう俺も、そんな飽くなき欲望に溺れる日々を送っている。水泳が苦手な俺は、少し油断すると海底に沈んでしまう。
そんな俺だが、中学3年生の頃から意識している買い物術がある。
絶賛物欲に溺れている読者のみんなにも伝えることで、何か考えを更新するきっかけにしていただけたらと思う。
俺の屍を越えてゆけ。
それではさっそく。
結論
結論から述べると。
「買値ではなく売価でみる」
いわゆるリセールバリューというものだ。その商品を売ったときにいくら手元に残るのか、これを計算に入れた上で購入を検討する。
買値−売価=実際の支出である。
( ゚д゚)ハッ!
消耗品はどーすんの?
こんなことを書くと。
「消耗品はどーすんだよ!おら。」
とかなんとか文句を垂れる人がいたりいなかったりする。ごもっともな意見だろう。化粧品など、その最たる例である。
(;^ω^)
ひとつ意見を言うのであれば、多くの場合、それらは必需品である。皆さんも、ぜひ身近な消耗品を想像してほしい。おそらくほとんどが生活の中で必須となっているものではなかろうか。
必需品の場合、売価など考えずに購入して良い。
( ・∀・)イイ!!
とはいえ、売価を適応できる消耗品のパターンも数多く存在する。
例えば、試しに初めて買ってみる化粧品などはどうだろうか。男性であれば整髪料などで考えてもらえば良い。
購入時、必ずしもそれが自分の需要と合致するのか正確には分からない。お店で試すことのできる化粧品は多く存在するが、実際に使用してみて初めて理解することも多い。
整髪料も、1回使ってみて、「思ってたのと違う…」ということもあるかもしれない。
そんなとき、果たして残りをどうするべきだろうか。
(´ε`;)ウーン…
「こんなとき、どんな対応をすればいいか分からないの」
売ればいいと思うよ
さて、雑なエヴァネタを入れつつ。本題に入る。
1回使って、「なんか違う」となった化粧品や整髪料は、売れば良い。皆さんの中に、どれだけ「物を売る」という選択肢があるのか分からないが…
この世の大体のものは、メルカリなどのフリマアプリで売ることができる。もちろん規約等で禁止されているものもあるので、それらには最大限準拠する。
(`・ω・´)ゞ
ほとんどの場合、倫理観に反しないようなものは売ることができるのだ。1回使用しただけの化粧品や整髪料なんて、腐る程売っているし、実際腐っているものもある(?)
「そんなこと、言われなくても知ってるぜ。」という人もいるかもしれない。
とはいえ、実際に物を買うとき、メルカリやY!フリマ、ヤフオクや価格ドットコムの買取価格情報などを参照し、売価を調べてから購入している人は少ないのではないだろうか。
(/ω・\)チラッ
そこまでするメリットは?
「なんか、めんどくさい。」
このように感じることは無理もない。実際に、当初はずっとめんどくさかったし、今でもときどき面倒に感じる。
(´Д`)ハァ…
しかし、この「売価を考える」という行動にはいくつかの利点がある。
①欲しいものや新しいものを我慢する必要が減る。
②実支出が減る。
③稀に利益が出る。
①欲しいものや新しいものを我慢する必要が減る。
個人的にはこれが1番大きい。
先程から消耗品の話ばかりしてしまったたが、売価の本領はもちろん消耗品以外で発揮される。
( ・´ー・`)どや
特に家電やガジェット類。
俺は昔からスマホなどのガジェット類が好きで、暇があれば新しいスマホの機能などを調べたりしている。あまり理解されないが、壊れずとも1年単位でスマホを買い替えており、早いと半年で変えてしまうこともある。
この話をすると、「そんな金どこにあるの?」やスマホを買ってもらっている人なんかは「この…親不孝が!!」なんて言われる(言われない)
簡単に言ってしまえば「スマホを売ったお金でスマホを買っている。」のだ。もちろん多少なりともお金は減るが。それは新しいスマホを使える喜びに対して払っているので問題ない。
(/・ω・)/
もちろん、新品の商品を買っていれば大幅なマイナスになるが、中古で購入し、半年、1年使って中古で売る分にはほとんど同じ値段で売れる。
「8万の買い物」だけで考えれば高い買い物。買うことを躊躇するかもしれないが。その商品が7万5000円で売れることが分かったら、払う金額はいくらだろうか。
もちろん、その商品に8万円を払う価値があることが前提だが。いらなくなったら売れることを考えると、5000円の支出になる。
欲しかったもの、新しいものを購入する際、値段を見て諦めるのもよいが、一度売価を調べることで我慢する必要は意外とないかもしれない。
②実支出が減る。
①と変わらんやん。
そもそも一時期しか使わないもの、その上である程度のリセールバリューの高いものは売ることで実支出が減る。しかし、売るという選択肢がないと、とりあえず放置してしまうかもしれない。
(´・ω・`)
もしかすると、皆さんの部屋、家にもこのような例と同じく放置されているものがあるかもしれない。最悪の場合、そのまま捨てられてしまうものや、すでに捨てられてしまったものもあるのではないだろうか。
たいていのものは、往々にして時間とともに価値は下がってしまう。もちろんプレミア商品などもあるが、それらは少数。
つまり、いらなくなったら基本的にすぐ売る。これに尽きる。「いつか使うかも。」これで使うパターンがどれだけあるだろうか。いや、ないとは思わんけども…
使ったものを売る。その前提で考えると、購入時に売価を気にする利点が見えてくる。
(・∀・)ニヤニヤ
商品A 価格10000円(売価7000円)
商品B 価格8500円(売価4000円)
果たして同じような商品でも、どちらがお得なのか。
Aを買った場合、さらに金額差の分、機能が良い可能性も高い。さて、売価を見ない理由があるだろうか、いやない(反語)
③稀に利益が出る。
俺は漫画を無料、稀に利益をもらって読んでいる。
(^ω^)ペロペロ
もちろん、現在連載中で発売開始と同時に買っている漫画たちは別なのだが。2週に一回ほどブックオフの大人買いコーナーというものを見に行く。
運が良ければ、面白そうな漫画が全巻セットで売っている、破格で。
ねらい目は50%offのシール。ブックオフは、ほとんどタダのような値段で買い取っているので、それでも利益は出るらしい。
さらに、破格で購入した我々も、全巻セットでメルカリに出品すれば十分に利益が出る。
本来お金を払って得るサービスを、お金をもらってできるというのは至福である。
(;゚∀゚)=3ハァハァ
その上、山崎家には漫画のレンタルサービスがあり。姉がよく俺の漫画を借りる。この場合、フリマサイトで購入した漫画でも、実質無料で読むことができる可能性が高い。
最近では、メルカリにて3000円で購入した「獣の奏者 全11巻セット」を姉に1000円でレンタルした。つまり、実際に俺が負担した金額は2000円。そしてこの漫画の売価は3500円程度。そもそもの流通数が少ないので、言い値になるかもしれない。
販売手数料や送料を含めて、悪くてもチャラ、うまくやれば500~1000円程度の利益が出る。
ちなみに、レンタルの期間は無期限(俺が売るまで)。姉としては、1000円で3000円の漫画を読むことができるのでwinwin。
_(┐「ε:)_
「読んだらすぐ売るのか」という質問の答えは、基本的にNO。だいたい、どの漫画も最低2回は読み返す傾向にある。2回目で「もういいかな。」となったら売る。今回購入した「獣の奏者」は昔から気に入っている作品なので、おそらく売らない。
ただ、長期的に見て無料、もしくは利益を出す可能性を、サービスを堪能した上で内包しているこの状況は俺としてはたいへん好ましい。
まとめ
今回は、俺の買い物の際に意識していることについて書いてみた。
φ(..)カキカキ
ひとつだけ、記事の内容をガン無視する例外がある。それはどうしても欲しいものだ。何が何でも欲しいものは、売価など関係なしに購入すべきである。
実際俺もそうしている。直観的に欲しいと感じたものは、すぐに手に入れてしかるべきだろう。利益なんてどうでもよい。迷わず買いなさい。最終的に後悔してもいいじゃないか。
そんな脳筋発言で、今日の記事を締めようと思う。
いや、やっぱり後悔はしたくないな。
2024/10/10 3906字
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