今回は「大学費用の話」
先日、ふと思ったことがある。
「大学在学中にかかる費用って、どのくらいなんだろうか」
(;・∀・)
なんとなく考えたことがあるようで、具体的に計算したことは無かった。自分が使っているお金を、自分で理解しておかないのは嘘だろう。
ということで、もちろん概算にはなるのだが、大学在学中にかかる費用について検討していこうと思う。
あくまで俺の場合なので、皆さんは参考程度に。
それではさっそく。
∠( ゚д゚)/
学費
おそらく、最も大きいであろう「学費」
結果から書くと「4,970,000円」(497万)
ヮ(゚д゚)ォ!
私大文系学部に所属している俺としては、比較的一般的な額になる予想していたが、平均より100万ほど上回る結果となった。
↓ちなみに平均はこちら↓
おそらく、俺の所属する心理学科は他の文系学部と比べて実験や実習が多く、少々理系チックな分野だからだろう。心理学が理系要素の強い学問という話は、いつか記事にしたいと思っている。
いつになるかは分からない。明日かもしれない。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
内訳
200,000(入学金)+1,215,000(授業料)+15,000(実験・実習費)=1,430,000
[1,165,000(授業料)+15,000(実験・実習費)]×2=2,360,000
1,165,000(授業料)+15,000(実験・実習費)=1,180,000
つまり…
1,430,000(学部一年次)+2,360,000(学部二・三年次)+1,180,000(学部四年次)=4,970,000(四年間合計)
( ´ー`)フゥー...
その他の納入金
画像をちゃんと見た人は気づいたかもしれないが、学費の他に「その他の納入金」というものがある。
(゜o゜;
それらの合計は「73,000」
内訳は…
3500(学生健康保険互助組合費)×4+3000(研究会費)×3+50,000(交友会費)=73,000
7万3000円を「その他」にされるのは少し気に入らないが、仕方なく払っている。
交通費
まだまだ終わらない。
(´Д`)ハァ…
単純な学費などのほかに、交通費や食費なども、大学在学中に必要となる費用の一つになる。
俺の交通費は、定期代+α(部活の遠征や遊び)
定期代は半年で53,230円。
つまり4年間で考えると…53,230×2×4=425,840
なかなか驚愕の金額だろう。
さらに先述の通り、交通費は定期代だけではない。定期代以外の交通費を、仮に月あたり2500円とした場合、年間で3万。つまり4年間で12万円。
定期代と合わせて545,840円。
定期代は両親に負担していただいているが、もし自分で負担していた場合、年間の収入の半分以上が交通費に消えている。このように考えると事態の深刻さが分かりやすいのではないだろうか。
ふつーに泣けてくる。
(ノД`)シクシク
食費
これは少し扱いが難しく、上記以上に概算になってしまうが、参考程度に計算する。
φ(..)ケイサンケイサン
現在の俺の1週間では、食費はほとんどかかっていない。というのも、そもそも時間割の関係で家でご飯を食べることがほとんど、大学で昼食を食べるのは水曜日と土曜日のみ。
水曜日は、父のお弁当のついでに俺の分も作ってもらっている。土曜日は、昼過ぎから部活動ということもあり、あまり食べれない。ので、おむすびをひとつ作ってもらっている。感謝。
m(_ _)m
本当に過保護に甘えてしまっているが、甘えられうちは甘えるのが親孝行という言葉を盾に、今日も親のすねをかじって生きている。
つまるところ、昼ご飯での食費は主に食材代、調味料代、ガス代らへんになる、ここまで計算しだすと、朝と夜の食費の計算もしなければいけないため。割愛。
よって、計算に入れるのは友人との食事代やペットボトル、軽食など。
おおよそだが、多めに見積もって月あたり10,000円前後ではないだろうか。
先月は33,000円とバグってしまったが…
(;´д`)トホホ…
今回は、全国の平均を採用して9000円として計算する。
9000×12×4=432,000
もちろん月によって金額は左右する。また、個人差も激しい分野なので、ぜひ自分のパターンで計算してみてほしいところではある。
それにしても、やはり四年間で考えると、その金額の大きさに驚くものだ。
裏を返せば、月あたりで1000円節約することで4万8000円の節約になる。月に5回ほど外食をすると仮定する。その場合一回あたり、いつもより200円安くするだけでよいのだ。
このように考えると、意外と大したことが無いような節約でも、徹底することで大きな節約になることが分かる。
まあ。そんな簡単な話でもないが…
(^o^;)
部活
部費関係に関しては、あまり詳しいことを書いてはいけないので。
超絶ざっくり。
遠征費は交通費に含めたので、計算に入れるものは部費、合宿費、ウェア代、シューズ代、大会参加費などが挙げられる。
これらを足すと、概算で年間16万にもおよぶ。
(;O;)
つまり四年間で64万円。頭がおかしくなりそう。
部活に関しては、すべて自己負担なので(当たり前)、これはなかなか俺の収入に打撃を与えている。皆さんの場合、基本的にサークルだと思うので、さすがにもう少し抑えられるのではないだろうか。
娯楽
まだまだ終わらない。
とはいえ、とりあえずラスト。食費は先ほど計算したので、食事を抜いた遊びや娯楽のために使用する費用を計算する。
φ(..)ケイサンケイサン
おそらく皆さんお察しの通り、月によって大きく金額が変動するため、計算できるわけがない。
ということで、例の通り平均を参照する。
ここでは、俺の生活スタイルに合わせて30000円とする。
つまり年間で36万。よって四年間で144万。
ばかげている。
ここまでの合計
はい。もうつかれた。
ごうけいしまーす。
4,970,000(授業料)+73,000(その他の納入金)+545,840(交通費)+432,000(食費)+640,000(部活)+1,440,000(娯楽)=8,100,840(810万840円)
たっっかあ。
まだ終わらないよ~ん
ここで終わらないのが、この俺(もうやめたい)
というのも、俺は今のところ大学院まで進学予定。そして可能であれば部活も参加したい。ちなみに大学院生でも陸上部の所属や大会の出場は可能。もちろん公式戦にも出ることができる。
つ☆ま☆り
ぷらす二年で考える必要がある。交通費や食費、遊びの金額は単純に4年間の半額として計算する。
φ(..)ケイサンケイサン
しかし、学費関係は少し異なるため、資料を提示しつつ、もう一度計算する。
くそが。
院生の学費
上記の資料より、大学院修士ニ年間に必要な費用は…
225,000(入学金)+723,000(授業料)×2+30,000(実験・実習費)×2+3500(学生健康保険互助組合費)×2=1,738,000円(178万8000円)
交通費、部活、食費、娯楽の4年間の合計を2で割った合計が…
272,920(交通費)+216,000(食費)+320,000(部活)+720,000(娯楽)=1,528,920(152万8920円)
これに、先ほどの大学院修士二年間の学費を合わせると、
1,738,000+1,528,920=3,266,920(326万6920円)
結果
学部四年間と修士二年間を合計すると、
8,100,840+3,266,920=11,367,760(1136万7760円)
ま☆じ☆か
そりゃ、少子化も進みますわな。
(ヾノ・∀・`)ムリムリ
ちなみに…
ちなみに、ここで終わっても良いのだが。もうひとつ示唆を与えるのだとすれば。
高卒で4年ないしは6年間働いた分の収入を考えると、さらに恐ろしい。果たして、大学進学が最適解とは限らないのがよく分かる。
まとめ
いつもより気合を入れて書いた。
٩(′д‵)۶
もちろん概算ではあるが、ある程度根拠をもって計算したつもりである。とはいえ保険をかけて、全体的に少し多め見積もっている。
これより膨れることは無いと思いたい。
(#^ω^)
今日は、自分という存在がどれだけお金のかかる存在なのか、再確認することができた。正直、一人暮らしの人と比べたら少ないかもしれないが、それでも巨額と形容するにふさわしいものだった。
ユニセフによると、1136万7760円あれば、ビタミンやミネラルが含まれた微量栄養素パウダーを374万7613袋用意することができる。
さて。俺も含めた話になるが、今回の記事を読むことで、楽単を探し、あと何回講義をサボって良いか考える時間の絶望感を理解することができただろうか。
今日紹介した費用以外にも、今の大学に入るために必要となった予備校代や受験料。そして何より、努力の時間。
今の生活に見合っているだろうか。はたして高校3年生の自分に見せることができるだろうか。
全て自分のお金で賄っている人は好きにすれば良い。極論、親の金でも好きにすれば良いが。果たして、それでほんとに良いのだろうか。
とかなんとか、偉そうなことを言いながら、興味のない授業でこの記事を書いている俺である。
てへぺろ
そしてこの記事を読んでくれている高校生のみんな。大学生活では、こんなにたくさんの費用がかかる。ぜひ慎重に、そして真剣に、志望校含め大学進学について考えてほしい。
もし心理学に興味のある人がいたら、ぜひぜひ何でも聞いておくれ。
おもろいぞ。心理学。
p.s
本日使用した立教大学の学費の資料は、検索すれば誰でも見ることができるものなので、安心してくださいな。誰も心配してないだろうけど。
2024/10/26 4424字
↓今日のおすすめ記事↓
3ヶ月前にも買ってたよね?
コメント