長編記事は少し休憩
6記事を跨ぐ夏合宿の話を終え、今回からはいくつか単発の記事を続けようと思う。
わざわざそんな宣言する理由としては、夏休みの旅行の記事、つまり長編の可能性を孕んだ記事が控えているからである。
記憶の残っているうちにそちらを書きたい気持ちもあるのだが、あまり長編の記事ばかりでも飽きてしまう。
夏合宿の話を書きながら、他に書きたいことも溜まってきた。そんな、一話完結ならぬひと記事完結の記事をしたためるというわけだ。
なお、ネタが尽きたらすぐにでも旅行の話を執筆する予定である。
そもそも長編のほうが珍しいため、特にこれまでと変わることはない。本来単発が基本なのだ。
本日は、その先陣を切った記事である。俺には珍しく少し真面目な内容なので、普段不真面目な読者諸君にも姿勢を正して読んでほしい。
それではさっそく。
本日は「進路の話」
先に書いた通り、なかなか真面目で目を逸らしたくなるテーマだと思う、我ながら(倒置法)
とりわけ自分の進路となるとその逃避加減は尋常ではなく、逸らした黒目が眼球の裏まで達し、自らの前頭葉を凝視するレベルだ。
という気持ちの悪い表現でお茶を濁したわけだが、あくまで目を逸らしたくのは自分の進路であり、他人の進路に感じるものなど無関心か、よくて好奇心が限界だろう。
もちろん、家族や親しい友人等であればその限りではないが。
そして、こんな趣味のブログを読んでいる以上、きっと読者の全員が俺の親しい者だろう。
つまり。この文章を読んでいる全員が俺の進路に期待や不安といった感情を抱え、俺のために何かできることはないかと日夜考えているのだろう。
とてもありがたいことではあるが、少し大げさな気もするので心配しないでほしい。
という誰の心にも刺さらないおふざけもほどほどに。
おそらく、俺の進路の話は皆さんの一時の好奇心くらいにはなると踏み、執筆に至ったわけである。
今年の10月に進路が決まる
さっそくタイトル回収の時間だが、俺の進路は今年の秋、なんなら今月中に決まってしまう。
「決まってしまう」なんて書くと、就職先でも決まるのかと考えてしまうが、実はそこまで具体的なものではない。
なんなら、誇張表現とすら指摘を受けてしまうかもしれないが、正確な情報よりインパクトを重視するSNS一強時代なので許してほしい。
とはいえ、実際俺の人生を左右というか前後左右するイベントがあるので、あながち間違いではない。
では。いったい何があるというのだろうか。
せっかちで美男美女の読者のために、そろそろ本題に移ろうと思う。
公認心理師コースの申し込み
分かりやすいように見出しに書いたが、俺の所属する「立教大学現代心理学部心理学科漢字多すぎ」は、学部2年の10月に「公認心理師コースへの申し込み」が行われる。
※公認心理師とは、心理職(カウンセラーなど)に必要とされる資格である。
つまり、俺の進路が決まる云々というのは、このコースに申し込むか否かという話なのだ。
「そのコースに申し込んだら進路が決まるの?」
そんな疑問を投げかける声が聞こえてくるが(幻聴)、とても良い質問である(幻聴)
実際、このコースを申し込んだだけで就職先が決まるわけもない。というか、むしろその逆「就職をしなくなる」と表現しても良いかもしれない。
というのも。もしこのコースの受講が決まった場合、基本的に学部3.4年時に就職活動をしなくなるからだ。
絶対にしてはいけないというわけではないのだが、基本的にしている人はいない。
その理由として代表的なものとしては「コース受講者のほとんどが大学院に進学する」ためである。なにしろ、公認心理師コースとは言ったものの、大学院に進学しなければ公認心理師にはなれないのだ。
コース受講≒大学院進学
公認心理師コースとは、その名が示す通り公認心理師を目指す人が受講するものだが、このコースを受講するだけで公認心理師になれるわけではない。
このコースを受講をした上で、特定の大学院を卒業する必要があるのだ。他にも、大学卒業後に特定の期間で2年間以上の実務経験を得るというルートもあるが、そちらはあまり現実的ではないので詳しくは割愛する。
また、この2つのいずれかを達成して初めて、公認心理師の受験資格を得るのだ。あくまで受験資格を(2回目)
基本的にコース受講者のほぼ全員が大学院に進学するため、就職はしないと記述した。
ただ、三年生から始まる公認心理師コースを受講したからと言って、必ず大学院に進学するとは限らない。
コース受講中に「公認心理師って渋いかも。やっぱやーめた(´_ゝ`)」となった場合は、コースの受講自体はやめられないが、大学院に進学することは選択せずに済むのだ。
その場合、打って変わって就活をしないとフリーター生活待った無しなので話は変わってくる。つまるところ公認心理師にならないという判断は、なるべく早く行う必要があるらしい。
その他のルート
この見出しでは、現状俺が考えているその他のルートを紹介する。
ここまでの話を聴くと、公認心理師を目指しながら大学3,4年生で就職活動をするというのはおかしな話だが「いい就職先から内定をもらえたら、院進しない」という考えをもとにすると、筋が通っている。
コースは受講した上で、一般的な学生同様就職活動も行う。もし、いわゆる優良企業や一流企業と呼ばれる会社に内定をもらえた場合、大学院の進学ではなく、コースを受講後に卒業するという話だ。
ただ、この話には問題点がいくつかある。
①忙しい
②心理職に就けない
③大学陸上が続けられない
少し丁寧すぎるかもしれないが、以下でそれぞれ検討していこう。
問題点➀~忙しい~
この「その他のルート」に名を冠するならば「多忙ルート」だろう。
というのも、公認心理師コースを受講するというのは、ひとつのゼミに参加することに相違ない。ただ、そもそも心理学科のゼミにも所属しているため、他の学生と比べてゼミの数が倍になる。
その分授業や課題は増えるわけだが、その増加具合は倍では済まされないだろう。
その上、俺は「立教大学体育会陸上競技部中距離パート名前長すぎ」に所属しているため、さらに就職活動まで始めてしまった暁は悲惨である。
実際、体育会の部活動に所属しながら公認心理師コースを受講している人の話を聴いたが、その方は多忙が理由で希望留年をしているそうだ。
しかもその方は就職活動はしていないらしい←重要
陸上部は他の体育会と比べればそこまで忙しくはないものの、それでも某コースと就活まで並行して行うとなると末恐ろしい。
全くの暇よりは多忙のほうが幸福と考えている俺ですら、極度の忙しさに耐えられる自信はあまりないのである。
問題点~②心理職に就けない~
当たり前と言えば当たり前だが、万が一優良企業や一流企業と呼ばれる会社に就職した場合、目下最大の目標である心理職(カウンセラーなど)としては働くことができない。
就職した会社でどこまで仕事にやりがいを感じるかは分からず、今までの目標をガン無視した将来設計となってしまうのだ。
もちろん、それを加味しても年収や休日数といったメリットは多いだろう。しかしながら、俺の職業に関する最も高い優先順位はそこではない。今のところ。
簡単に言ってしまえば「やりたいこと」に焦点を当てているのだ。なにしろ、この記事のテーマである「公認心理師コース」など最たる例である。
心理職に就きたいからこのコースの受講を考えており、なんなら大学選びすら心理職に就きやすくすることを基準に選んでいる。
さらに、こと授業に関しても心理学に関するものばかりを受けているのだ。参考程度に2年時の春と秋の時間割を以下に記しておく。
↓春学期↓

↓秋学期↓

授業の名前を見ればわかるが、ほぼすべてに「心」という文字が入っている。そんな心理学大好きっ子の俺にとって、ここまで目標にしてきた心理職に就かないというのは、決して容易な判断ではないのだ。
ただし
ただし、ここでひとつ検討の余地がある。
というのも、第二のキャリアとして心理職を目指すことはできるのだ。ある程度の経済的基盤築くことができたのであれば、仕事を辞めて学びなおすことができないわけではない。
大学までは卒業しているため、大学院への進学から必要だが、「まったくもってありえない」ということはないだろう。
実際、そのような方のゲストスピーチを聞いたこともある。
そこまで「やりたい」という気持ちが続くかどうかもわからず、受験資格の改正が無いとも限らないため、あまり現実的ではないかもしれないが、それでも検討する価値のある話だと思う。
問題点③~大学陸上を続けられない~
もし、万万が一優良企業や一流企業と呼ばれる会社で働くことになった場合、大学院に進学できないというは言わずもがな、大学院に進学しない場合、大学を学部4年間で卒業するというのも言わずもがな。
そしてその場合、大学陸上を4年間で終了することになる。
もちろん。ほとんどの人が大学陸上を4年間で終え、その期間に不満を持たずに卒業するのだが、現状の俺は既に、この事実に不満を抱いている。
大学4年間で大成するつもりで陸上をしているものの、高校から陸上を始めたということもあり、まだまだ陸上競技を続けていたい。
この考えは、もしかすると変わるかもしれない。学部の4年間で大成し満足することができたり、何か他にやりたいことができたり、なんなら陸上が嫌いになる可能性すらある。
とはいえ。先に記した通り、現在の俺はそうではない。なるべく陸上競技もとい競技陸上を続けたいのだ。社会人になってからはあまり現実的ではないため、大学陸上というものの価値は非常に高い。
陸上のために大学院に進学するつもりはないが、大学院に進学するメリットとしては、あまりにも大きな存在感を発している。
まとめ
まとめると…
今年の10月に「公認心理師コース」なるもののエントリーがあるのだが、もしこのコースの受講が決まった場合、基本的に大学院まで進学することになる。
さしあたって、学部3.4年生での就職活動はしないことが予想されるが、某ルート改めて多忙ルートでは苦しみながら就活の可能性もある。
そしてこの多忙ルートにはいくつかの課題があり、悩みの種は尽きないが、まだまだ検討の余地はありそう。
といった感じだ。
この記事で最終的な結論を記述することは叶わなかったが、おそらく公認心理師コースには申し込む。
なぜなら、これは申し込まないと心理職という可能性が爆散するからだ。申し込んだ上で「心理職に就かない」はできるが、申し込まないと何も始まらないのだ。
そんなこんなで、本日は一大学生として進路の話を書いてみたが、記事にすることで自分の状況や考えが明確になった。
というか、むしろそれが本命の目的だったりするわけだが、ぜひ読者諸君の進路を考えるきっかけになれば良いとも思う。
誰しもとは言わずとも、ほぼ全ての人間が直面する「進路」という話題を、将来、後悔の苦い話ではなく、楽しく苦労できた思い出話とするため、なるべく悔いのない選択をしたいものである。
あーでも、大人になりたくねえなあ
p.s
公認心理師コースは選抜があるため、申し込んでも受講できない可能性があります。
こんだけ散々語っておいて、無惨に落選したら笑ってください。
そして笑い終わったら、俺を慰めてください。
2025/10/10 5088字
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